皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

遂に終盤戦へと突入した本作品ですが、今回もとんでもない展開でしたね。
さぁ、ついに現実が牙をむく展開になってきました。

とりあえず、例の如く私は他のところから情報を仕入れず、個人の視点で楽しませてもらいます。
色々妄想しておりますが、今回も更にその妄想は深まるばかり!

そんな感じでお暇なアニメ好き、ガンダム好きの方はどうぞです。

※注意
本記事はネタバレ要素やそれに基づく私の予想を含みます。
また私は他のところで情報を得てませんので、あくまで私個人の妄想という事で聞き流してください。

今回のツボ!ここが好き!水星の魔女

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ああ、ついにこの時が来てしまった。
前回は、地球だったじゃん? じゃあ、今回は宇宙だよねー!
というスタッフの声が聞こえてきそうな展開です。
今回は平和の象徴であった学園の崩壊、そしてその中で立ち上がる生徒たち。

では追っていきましょう。

公式サイトはこちらです。

さて、今回も勝手に感想等を述べていきます。
あくまで私個人の感想なのですが、何か新たな視点を得て頂ければ嬉しいです。

それぞれの戦いが非常に熱く切ない

相変わらず語る事が多すぎてどうしようもないですが、とりあえず一番ご紹介したいのはやはりチュチュ先輩の姉御感ですね!

モビルスーツが無いという場面から、色々な力が合わさってチュチュ先輩が学園を守るために戦う!という熱い展開でした。

一方で、机上の空論で全てをわかった気になるシャディクと地獄を見て生き延びてきたグエルの戦いは、グエルが勝利をつかむ事に!


グエルの肝の据わり方と覚悟が違う。
ただ、やはり直情型なのは変わらないという事で……。

しかし、戦いの裏で多くの者たちが傷つき、散っていきました。
序盤で一気にいい女アピールが止まらなかったペトラさんですが、どう考えても死亡フラグを列挙するという暴挙に出ましたね。
「ダメだ、そのセリフはダメだー!?」となったのは私だけではないはず。
そして、しっかりとそれを回収しに行くスタッフに人の心は……うん、なかったわ(鬼

しかし、私もこの方の意見と同じで、これ学園の惨状からのGAND医療コースだと思うんですよ。
ペトラさんも何とか生き残ってほしい……。

じゃないと、多分、次回以降で闇落ちするラウダ君を救う人がいないじゃないですか!?

最後の希望は、結局学園にあるというパターンだと信じたい!

結局、時代を切り開くのはいつだって純粋な気持ちと、若者のパワーだと思いますからね!

今後の展開に期待です!
という感じで、次回も楽しみに待ちたいと思います。

※注意

さて、今回も私の妄想力がさく裂してかなり先の事を勝手に語ってます。
あまり影響を受けたくない人は回れ右推奨ですよ!

上等だ、ゴルァ!という方はそのままお進み下さいませ。
















勝手な妄想①:作品に込められたメッセージ②

終盤戦に入って、ますます厳しい状況になる中、そんなメッセージが強く浮き彫りになっていってますね。
皆さんは、今回の話にどんなことを感じたでしょうか?

私は、色々と思う所は多かったですが、一番強く感じたのは、やはり平和の尊さでしょうか。
そして、同時に、痛烈な皮肉だなぁとも感じております。

私は前から述べてます通り、このアスティカシア高等専門学園の平和な風景は偽りのものであると指摘してきました。
そして、それが戦火に包まれ崩れ落ちる描写が来ることも示唆しておりましたが、今回遂にその時が来たという感じでしょうか。

かなりややこしい作中の世界観と、人々の意識

以前の記事でも書いておりました通り、現実は過酷で、前回のミオリネの回でも見たように、アーシアンとスペーシアンの溝は絶望的なまでに深いです。
また、その結果、信頼関係以前の話で、アーシアンは経済的に対話をできるような状況でもなく、完全に詰んでいる状態です。

これは、今の現実を痛烈に皮肉ったものでもあり、逆に言えば、明日は我が身であるという警告でもあると私は感じております。

前回ミオリネがアーシアンの代表たちと対談した際に、けんもほろろに扱われました。
それは当然で、そもそもスペーシアンは持つ者であり、アーシアンは持たざる者であるのです。

幾らスペーシアンであるミオリネが、有益な提案をしたとしても、それを受け入れる土壌がありません。
もしかしたら、学としてそもそも理解できない可能性もありますし、よしんば理解していたとしても、それを受け入れる国民感情が育っていません。
圧倒的に、信頼を構築する実績が無いのです。

それはプロスペラが動いたことを発端として、更なる悪化の一途をたどりました。

また、今回の学園側の方でも、ついに現実が襲ってきます。
学園はとても平和な雰囲気でしたが、やっていることは戦争の準備でありましたし、そもそも舞台としてこれほど皮肉なものはありません。

それがノレアの暴走により、破壊され、そのノレアも業を背負うかのように逝きました。

例えゆりかごの中で平和に過ごしていても、悪意が入り込めば一瞬にしてその平和は瓦解します。
これは本当にごく個人的な感想なのですが、私は、この話は、昭和世代を生きたおっさんに向けたメッセージであると強く感じました。

私達おっさんの世代は、実は平和教育と称して、不戦の誓いというものを強く教え込まれた世代です。

過ちを犯した過去を忘れず、戦争を戒めとし、後世に伝えよう。
平和を維持するために、武器を持たず、対話で解決していこう。

とても素晴らしい理念であります。
これ自体の考えは私は今も否定するつもりはありません。

それが本当に現実的なお話であるなら、という前提ですが。

残念ながら、現実はそれほど優しくなく、色んな人が国が思想があります。
同じように平和を愛して共感してくれる人が集まるなら、それは理想ではなく体現できると私も思うのです。

ですが、実際は、そんなに事は簡単ではなく、悪い事をしようとする輩は必ずいます。
それが悪い事だと思わず、自分の信念に基づいて、悪事をなす事もあります。

今回の話は特にそれを強く意識させる内容だと感じました。

シャディク君は、まぁ、やってる事は極悪人そのものですが、根は割とピュアです。
誰かがやらねばならないと考えていて、それで良くなると信じているからこそのアレです。

まぁ、視聴者サイドから見れば「シャディク君、そういうとこやぞ?」となる事も、彼は彼の信念の元に突き進んでしまいます。

今回、崩れ落ちる学園の姿を見て、私は「日本もこのままではそうなるぞ?」と言うメッセージを裏に見ました。
と言うか、前の記事にも書いている通り、この水星の魔女は、日本の現状と未来を強烈に皮肉っている部分は多々あります。

ですが、これまたちゃんと希望を残しつつ進展していることに、本当にこの作品の素敵さを感じます。

ちゃんと希望として、答えを用意してくれてます。
地球寮の皆は、対話を諦めてないんです。

これが作品の肝になると同時に、祝福に繋がる突破口となるでしょう。

後もう一つ、地球寮が最初から最後まで、ずっと大切にしているものがあります。
それは、家畜である牛やヤギや鶏たちの存在です。
当たり前のように生活に溶け込んでいますが、冷静に考えるとあの状況下では割と狂った設定です。
今回、学園が崩れ落ちた中において、家族である家畜ちゃん質も無事に非難していました。

これも後に繋がる強烈なメッセージを含んでいると私は感じています。
この辺りの表現の仕方は、実に日本人らしいなと思いました。

余談:スレッタが乗るのはファラクトっぽい

この流れですと、今、開発している新しいガンダムは、グエルではなく闇落ちしたラウダ君が乗るんじゃなかろうか、とかとか思ってます。
その後、グエル君が乗る事になるのでは?

まずは、暴走したラウダ君を止めるためにスレッタが動く、という可能性が濃厚なのでは、と思ってたり。
となると、スレッタが乗れてGANDと対等に戦えるのは、ファラクトしか無いんですよねぇ。

どうやってその流れにもっていくかは、正直不確定要素が多すぎて妄想レベルの話しかできませんが、4号君との邂逅も近い!かも?

しかし、あと最大で4話? で、全てを終わらせるとか、どうするのだろう。
水星やパーメットの謎もまだ残ったままですし、これはどうなるのか本当に目が離せませんね!

スタッフの皆様方も、また大変だろうと思いますが、無事に走り切って欲しいです。
応援しておりますよ!

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。

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