皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

第二期も進みが早く、既に第4話目です。
次回予告を見た(聞いた)瞬間、碌なことにならん回だなと感じた先週の私の感性は間違ってなかった!
という訳で、遂に悪役ムーブが止まらなかったプロスペラの闇が開示された今回も語っていきましょう。

とりあえず、例の如く私は他のところから情報を仕入れず、個人の視点で楽しませてもらいます。
色々妄想しておりますが、今回も更にその妄想は深まるばかり!

そんな感じでお暇なアニメ好き、ガンダム好きの方はどうぞです。

※注意
本記事はネタバレ要素やそれに基づく私の予想を含みます。
また私は他のところで情報を得てませんので、あくまで私個人の妄想という事で聞き流してください。

今回のツボ!ここが好き!水星の魔女


第二期第4話となる今回も、情報量多すぎですね!?
今回は割と前から予想していた事の多くに一定の回答が出てきたお話でした。

公式サイトはこちらです。

さて、今回も勝手に感想等を述べていきます。
あくまで私個人の感想なのですが、何か新たな視点を得て頂ければ嬉しいです。

グエル様のお帰りだ! って早いよ!

先週で立ち上がったと思ったら、もう帰ってきた!?

正味数日しか経ってない筈ですが、ちょっとオルコットさん達優秀すぎません?
これ、外伝でOVA出しても良いレベルの濃密なお話がありそうで、ちょっと気になりますね。

しかし、これで総裁が出そろう事に。

スレッタの異常性に気づき立ち上がるミオミオ!

この作品は本当に視聴者の望む声を届けるのが上手いですね!

スレッタが母の言いなりになっている事に気づいて、すかさずプロスペラの元にカチコミ入れるのは凄いとしか言いようがない。

この辺りは、ミオミオの真っすぐさが良く表れていて良いですね!

恐らく視聴者の皆様は「ミオリネ!よく言ってくれた!!」とか、「スレッタを助けてあげてー!」ってなった筈。

ちなみに私は、おー、ようやく、ここまで来たかーという感じです(頭おかしい)
既に過去記事で私の意見は書いているので、ここではあまり深堀はしませんが、これますますプロスペラママンの悪役っぷりが上がりましたね。

っていうか、この話で私が先に述べたパターン①であることがほぼ確定しました。
良かったやはりそういう事だったと個人的には安心しています。

そして、地味にちょっとママン可愛いんだけど、私本当に好きだわこの人。
これもひとえに声優さんの好演のお陰ですね! マジで凄いわ、本当に。
あと多分、現時点でこんな事言ってるの、私くらいだろうなーと思ってます、はい。

で、ついでに書きますけど、やはり私が思っていた通りプロスペラママンは、めちゃくちゃ優しいと感じました。
もうこう書くと多くの読者の皆様から、私の頭がおかしいと思われそうですが、いや、やってる事がめっちゃ優しいですよ、本当に。
ミオリネにきつくは当たっていますけど、凄く正攻法なんですよね。
うーむ、やはり婿にやるからには、しっかりしてもらわないと困るってことでしょうかね。

もう全然別の世界線の話を見ているようだ。

私と恐らく世間一般的な意見がここまで乖離するには、大きな理由が二つあります。
一つは、前に述べた、現実と作中で明確に違う世界観と価値観の乖離です。

そしてもう一つはスレッタ自身がどういう存在であるか、という事に関する乖離です。

この辺りは後で少し触れておきましょう。

※注意

さて、今回も私の妄想力がさく裂してかなり先の事を勝手に語ってます。
あまり影響を受けたくない人は回れ右推奨ですよ!

上等だ、ゴルァ!という方はそのままお進み下さいませ。
















勝手な妄想①:地球と宇宙の惨状について考えてみる

この件については、実は第一期終了の第12話で、少し語っていました。
気になる方は良かったらこちらの記事もお読みくださいな。

さて、前回の第15話にて地球とそれを取り巻く状況が見えてきたので、今回はその辺りも語りたいと思います。

12話時点で、私は地球の生態系が死に絶えている可能性すらあると思っていましたが、どうやらそこまで酷くはなかったようです。
単純に、経済的に困窮していて、生活レベルが地の底になっているだけでしょうね(それはそれで酷い)

まず、現在の地球はどうやら紛争地域がそこかしこに存在する状況のようですね。
いわばアフリカ諸国のような発展途上国の惨状に近いものと想定されます。

そして私は気が付かなかったのですが、前回の話で地形について着目されていた方がいらっしゃいました。
なるほど、大阪湾! という事は、あの悲惨な状況は日本の現状という事ですね。
いやぁ、本当にこの作品のスタッフ、凄い。何が凄いって、皮肉が凄い(ぁ

勿論、あくまでパラレルワールドなので、違う部分も出てくるでしょうが、今の日本の延長線上を意識して作品を作っているのが、この事から強く読み取れます。

そして、更にこのシーンで見えるあるもの。
なるほど、この方向は和歌山にあるのか、もしかしたら太平洋上にあるのか……。
規模的に見れば、東京湾のど真ん中とかに作ったと考えてもいいかも。

兎に角、東に軌道エレベーターがありそうです。
日本は宇宙との連絡口の一つとなっているのは間違いなさそうですね。

フォルドの夜明けの現状やニカ姉の苗字がナナウラと言う和名である事から察するに、日本は経済的に搾取される側へと回っているように感じます。

そして、どうしてそうなっているかと言うと、紛争から国(あるいは経済圏)を守る為に散財しているという理由が、シャディク君の言葉から読み取れますね。

現在の地球は、戦争シェアリングという、デリングが提唱した仕組みで回っているようです。
これは名前から推察するに各国で軍隊を持つのではなく、経済的に資金・資源を投資することで軍隊を貸し出して貰い、それによって紛争をコントロールする形態であると推測されます。

つまり攻める側も、守る側もお金や資源を投資する(経済力を差し出す)必要があるのでしょう。
今の時代のGAFAのような巨大企業が軍隊も掌握したなれの果てと考えると、凄くしっくりくるでしょうね。

日本はおそらく、お隣の国辺りから自衛するために、それらに莫大な投資をした結果、困窮したのではなかろうかと私は推察します。

ただ、この結果何も生み出さない軍隊に資金が集中し、経済は世界的に先細って言ったようです。
技術的な所で軍事技術が一部、利用されているのはあるのでしょうが、それ以外の部分がダメダメっぽい感じがそこかしこから感じます。

そして皮肉な事に、裏でGAND技術、あるいはそれに近い技術が利用されている一幕が出てきます。
冷静に考えると、ただのテロ組織がGAND技術を利用したガンダムを運用できるとかおかしすぎる訳ですよ。
ってことは、こういう技術は裏で割と浸透している可能性が高いですね。
また、グエル君を導いていきそうなオルコットさんもGANDまでかは不明ですが、義手を常用しています。
仮にこれがGANDだとすれば、これを維持する為の物資調達路や、技術部がどこかにあるという事になります。

まぁ、単に闇組織と繋がっていて……という可能性もありますが、何にせよフォルドの夜明けは、それなりの規模(少なくともGANDを維持できる)であることは間違いなさそうですね。

経済がいかに大事かという教訓

私はこの地球の惨状を見たときに真っ先に思い浮かんだ言葉があります。

衣食足りて礼節を知る

今の豊かな世を謳歌する方にはピンと来ないかもしれませんが、生きるための最低限のものが揃ってない状態では、社会的基盤など維持できないという事を示した言葉です。

同義語として紹介されている「飢えた犬は棒を恐れず」も、根っこは同じですね。
飢えの心配もなく、生活が保障されている状態にならない限り、人間は他人に優しくする余裕は出てこないでしょう。
少なくともそういう生活を送ったものでないと、そういう発想にはならんのです。

私は貧乏生活ではありますが、飢えて死ぬ心配も、明日着る服を心配する必要もありません。
ですから、こうやって娯楽を楽しめる分際でもある訳です。

ですが、これが明日食べるものも、水さえ困る状態なら、そうはいきません。

第15話でキャンプの状況や、不幸にも亡くなってしまったシーシアが見ずぼらしい服であったことを見ても、地球の生活水準はそこまで高くなっていないようです。
貧困と戦いの中を生き抜いてきたノレアと、ニカ姉さん。
同じ地球育ちで、どちらも言っていること自体は正しいのですが、その方向性が正反対です。

この対比が実にこの作品らしく、そして悲しいですね。

ニカ姉さんのいう事はもっともなのですが、それは理想論でしかありません。
ノレアの言っていることは、現実であり事実でありますが、先がありません。

嚙み合わないのも当然なのですが、この二人がそれぞれの事を理解するには、圧倒的にお互いの辿ってきた人生観が違いすぎますね。

そしてこの対比が、最高に皮肉であるという事がこの作品の本当に凄い所だと思いました。

勝手な妄想②:スレッタの異常性は何なのか?

さて、先に少し触れました通り、スレッタの異常性については、読者の皆様も既にお気づきかと思います。

とは言え、その事実を私は割とすんなりと受け入れています。
何故なら、私の中では「スレッタだしなぁ……」となる訳です。

しかし、どうもこの辺りの感覚が世の中やミオリネさんと明確に乖離しているのを自覚せざるを得ません。
この16話に来て、やっとミオリネの口を通して、その異常性が明確に表面化したからです。
まずトマトの色との対比なんですけど、これはその通りだと思います。
ミオミオが導き手になるのはそうだと思うのですが、このままでは終わらんだろうなぁとは思ってます。

で、ここで私が興味深く思っているのは、

プロスペラが悪い! だからミオリネちゃん導いてあげて!

と、多くの皆様が思っている所です。
確かにミオリネが温室で話していたことは、とても倫理的な話で共感できます。
実際に、正しいかと言われれば正しいんです。
そしてスレッタは異常であるのは当然である一方、なるべくしてそうなってるとも言えます。

さて、ではここからは私の妄想に基づく種明かしと行きましょう。

で、何でこんなに皆さん、綺麗に騙されている(?)のかと考えたのですが、恐らくスレッタの事を勘違いしているからそんな結論になるんだと思いました。

そこでちょっと質問をしてみたいのですが……
読者の皆様に、スレッタは何歳に見えているでしょうか?

ここで16歳とかそう言う高い年齢の答えが真っ先に頭に思い浮かんだ方は、多分ですけど勘違いしてます。
んなわけないじゃないですか、あの行動にあの答えに、あの状況でそんなわけないんですよ。

では私の目には、どう映っているか?
スレッタは4歳児の子供に見えてます

この差なのでは? と思い至りました。
見た目のままに捉えると凄くちぐはぐなのです。
まぁ、これ絶対に意図してやってるよなーって思ってます。

ミオリネのやっていることも、プロスペラのやっていることも、16歳だと全部ずれるんですよね。
けどスレッタちゃん4ちゃいで考えると綺麗にハマります。

少し若かりし頃の自分を思い出してほしいんですけど、4歳、或いは幼稚園児でも良いですけど、その時の自分って残酷でとても素直で、父・母が世界の全てじゃなかったですか?

勿論、先に述べた通り、フレッシュトマトは良くないのですが、昆虫を笑いながら潰したり、何ならアリ塚に水を入れて壊滅させたりしましたよね?(私だけ?)
笑いながら凄く楽しくしましたよね?

その当時は、真っすぐ育った子ほど、親の言葉は全てで、全幅の信頼を寄せてましたよね?
そりゃそうですよ、子供ってそういうものですもん。

だからミオリネの憤りや視聴者の皆さんのお怒りはごもっとも何ですけど、ミスリードされてると私は感じてます。
私の目からは、4歳児に「母がやれって言ったらやるのか!」って憤るミオリネって見えます。
これがどれだけ滑稽な事か、ちょっと想像すると見えてきませんか?

一方でプロスペラの対応は、本当にママンそのものなんですよね。
だって道理とか理念とか、スレッタ分からんですもん。そういう頃ですもん。
くわえて生きるか死ぬかの状況ですから、ああなるのは当然と私は考えてしまいます。

あくまで私の妄想に基づく推測ではありますが、割と綺麗に見えてしまうので、当たらずとも遠からずかと思います。
皆さんはどうお感じになりましたか?

もう一度、スレッタの行動に注目して追ってみて下さいね。

どうなってしまうのか!? 凄く楽しみ!

今回も好き勝手に色々と妄想を語りましたが、どうなって行くのか気になりますね!

相変わらず不穏な事を書きまくりましたが、いつも書いている通り、私は最後はハッピーエンドだと思っております。
今回の話で更にそこに一歩進んだと思います。
……どこかの御曹司がやらかさなければ、ですが(ジト目

大まかな流れは、新OPにも存分に表現されていますね。
丁度、フルバージョンも公開されておりますので、宜しければどうぞ。

しかし、この曲の歌詞が割と意味深でして、ちょっと気になってます。
これは、いったい、誰の言葉なんだ……と。
次回の記事では、この辺りも触れていきたいですね。

スタッフの皆様方も、また大変だろうと思いますが、無事に走り切って欲しいです。
応援しておりますよ!

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。

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