皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

気が付いたらパラリンピックが終了し、夏もいなくなってしまった昨今ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
と言うか急激に涼しく……を通り越し寒くなってしまい、うちのメダカちゃん達もダメージを受けた……
と思いきや、案外元気に泳ぎ回っています。強い。

そんな感じで、現在のメダカ飼育について、マッタリとご紹介です。

のんびりメダカ飼育日誌【6】

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早いもので前回の記事からまたも一か月が経過しました。

連日35度を超す猛暑日が……と思っていたら今は20度を下回るというジェットコースター状態です。
人間様たる私でも、そこそこ辛い状況なのですが、メダカちゃん達は何も変わりません。
おかしい、この子達、ちょっとマイペース過ぎませんかね?

そんな中で、今回もまずは各環境ごとのメダカちゃん達の様子をご紹介です。

初期ウォーターボトル水槽のメダカちゃん達

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今回は残念なお知らせからです。
先日まで元気に過ごしていたメダカちゃんたちなのですが、唯一この水槽で1匹落ちました。

丁度、連日35度を超すような日々が続いていた日でした。
たまたまその日だけ、クーラーをつけ忘れて仕事に出てしまったのですよね。
そして、案の定、温度の差に耐え切れなかった子がいまして、帰ってきたら浮いてました。
すまん、ミスで殺してしまったのですまん!と、謝りどおしながら、外の鉢に埋葬しました。

やはり夏場の急な温度上昇はヤバいと、実感した次第です。

そんな感じで現在、初期のボトル水槽にメダカちゃん達は全部で5匹が生活しております。

内訳は、こんな感じです。

・昨年の生存者(ヒメダカ)1匹 圧倒的女王感(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 物静かな子(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 やたら積極的(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ臆病(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ細身(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ沈んでる(多分オス)

計5匹が時にマッタリしつつ、時に争いながら生活しております。
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そして更に、悪い事?は重なるものでして
前回の記事やことあるごとに取り上げてきた、転覆病の子なのですが……
何故か、泳げなくなって底に沈んでました(ぉ

このボトルに来た当初のように、びよーんって感じで何とか上がってくるんですけど、すぐに沈んでいくという、何とも痛々しい感じに。

まぁ、姿をみると痛々しいのですが、実は私はちょっと考えが違ってまして
これあれだよね、運動不足で調子崩したんじゃね?って思ってます。
もう卵が先か鶏が先か的な話になりますけど、先週からホテイアオイに包まって寝ることを覚えたので
それで全く動かなくなった結果の産物なのでは
と私は思っています。

元々、転覆病は何らかの原因で浮袋がうまく機能せず、ひっくり返ったり浮かべなくなるのが通例らしいです。
もしかしたらストレスも関係あると思いますが、この子の場合はふてぶてしいので、それはないかなと。

で、今までの経験上、この子の場合は食生活と運動がしっかりできていれば快癒することはわかっているので、ちょっと隔離空間で餌の確実な摂取と運動をさせることしました。

よろしい、ならば特訓だ。
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早速、沈んだこの子を掬い取り、適当な容器に隔離措置です。
そして基本は治療の基本はやはり、塩浴です。

そんな感じで、今回行った治療を少し細かく書いておきます。

1日目は小さめの容器で、まずは様子見です。
1Lのペットボトルに5gの塩をいれ、0.5%食塩水を作ります
それをプリンカップ程の容器に満たし、そこにメダカちゃんを入れます。
酸素不足が心配なので、ちゃんと酸素の出る石などを使って、酸素を確保してあげましょう。

ある程度元気であればいきなり環境が変化して、暫くは大暴れすると思います。
餌は少量与えてみて、食べそうなら少しずつ追加しました。
けど、弱ってるとあまり食べないと思います。
1日は様子を見て、落ち着いてきてるなら水を増やしたり、交換したりするなり大きい容器に移すなりしてあげましょう。

私は2日目でもう餌を普通に食べるようになっていたので、カップ麺(デカ盛り)の容器に移しました。
ここからは、2日に一回くらい水を変えつつ、エサは1日2回で食べられる量をちょこちょこと上げてます。
勿論、水はすべて0.5%食塩水です。

もともと強靭なメダカなので、あまり甲斐甲斐しくお世話すると逆に弱らせることもあります。
基本好き勝手にさせてあげて、餌をちゃんと食べているかだけは気を付けて見てあげて下さい。
適量の餌さえちゃんと食べられているなら、あまり心配はいりません。逆にあげすぎても害になるのでそこも注意です。
この時期ならちゃんと餌を食べられるなら1日2回くらいで本当に充分です。

で、結果としてはですが……

3日目くらいまでは、容器の底でグデーっと死んだように横たわっていたこの子ですが、
4日目くらいから自立というか腹を下にして寝られるようになり、
5日目からは、少しだけ水平に泳げるようになり、
6日目からは、ちゃんとホバリングして浮く状態を維持できるようになってました。

という訳で、現在は無事、元の水槽に復帰し皆と一緒に泳いでます。
やはり、不摂生が原因かな。
また沈まないように少し動向には気を付けておきます。

虫かご水槽の子達(白メダカ2代目達)

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こちらは現在、2匹がのんびりと過ごしております。
多分、どこかに針子だった子がいると思うのですが、上から見た感じではわからぬ。

ホテイアオイがもっさり茂っているので、割と水の中の栄養素は足りている様子。
そろそろトリミングの時期なので、折を見て整えてあげたいですね。

2代目ウォーターボトル 青幹之系


こちらには、青幹之系の子達を5匹ほど移動して育てています。
あとは河メダカの子孫で大きくなった子も少し合流させてます。

何故かプラナリアが発生している水槽なのですが、以前、プラナリアは健在です。
どうしようかなーと迷ったんですけど、一応、メダカも今のところは元気ですし。

何よりどうしても駆除に踏み切れない要因がありまして。
というのも実は割と水槽が綺麗なんですよ、他のものと比べて、ですけど。
苔とかも生えないし、その割に水質悪化もしてないし。

これ、生物分解に一役買ってるんだろうなぁと言うのが、私の見立てです。
めっちゃ増えるかなーとも思ったのですが、とりあえずは今のところは、問題なさそうですし。
多分ですが、絶妙なバランスで生態系維持に一役買ってる可能性が高いんですよね。

なので、見かけがちょっと怖いというかもやっとするのを除けは、問題ないので放置してます。

いや、何となく可愛い姿を想像する方もいらっしゃると思います。
けど、でっかくなったプラナリアは割とホラーでした、はい。
全長はメダカの3倍くらいあるので、メダカもいつか捕食されるんじゃないかとドキドキしてます。

実害が出始めたら……水槽ごと消し去る予定です。
これが神の視点!!(違います)

3代目ウォーターボトルの子達(河メダカ)

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最近、河メダカのでっぷりさに拍車がかかって更に可愛いです(親ばか
しかしこの3匹、元気すぎる。
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卵も当たり前のように増えるし、エサもよく食べますし。
水質悪化も言うほど起こらないので、管理も楽で助かってます。

しかしもう場所がないでござる! ござる!!

緑ガンダム水槽の子達(青幹之系とか)

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こちらも相も変わらずマイペースに過ごしています。
8匹がひしめき合って過ごしている割に、水質悪化もあまりなく、元気に過ごしてます。
そしてそびえ立つガンダム(緑)の雄姿がたまりません。
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割と過密状態かなと心配しているのですが、現在は一番手がかからない水槽です。
水換えも1週間に1回、しかも少量で済んでますし、何よりエビもタニシも普通に元気ですし、この差は一体何なんだろうか?

他の水槽と違うのはLEDライト位なんですけど、実はこれが決定的なのだろうか?
けど別の水槽でも水草やホテイアオイの繁茂に特に大きな差は無いんですよね。

DX水槽の子達(青幹之系の子孫たち)

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沈めたDXちゃんがやはりいい感じです。

更に水草が繁茂した結果、何やら少し明るい感じに整ってきました。
一時期、水温が爆上がりした時期があり、めっちゃ苔にまみれたのですが……
復活したタニシちゃん達が食べつくしてくれて、砲身とかめっちゃ綺麗になりましたし。
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これ、ちょっと前まで真緑に覆われてて、それはそれでいい感じの雰囲気だったんですけどね。
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現在では何やらこう、得も言われぬ雰囲気を醸し出す水槽へと変貌しております。
青幹之の子孫たちも、かなり頑強なのか全然落ちないでスクスクと成長中です。

そしてさすがにこの大きさまで育つと、個性が出てきますね。
鉄仮面系の系譜を色濃く残す子もいれば、普通の河メダカに近い子もいます。
ただ、発光はしっかりと遺伝されているようで、どの子もちゃんと光ってます。

うーむ、何がどうしてこうなっているのやら、生き物は不思議ですね。

番外編:プラケース水槽(ごちゃまぜ状態の子孫たち)

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連日、猛暑が続いた時期に水槽を清掃した時に、

あ、もう面倒だから一回、ホテイアオイここに浮かべておこう

と思って、そのままにしておいたら多種多様な稚魚が
そこで孵化してしまいそのまま育てているのがこのケース水槽です(雑

まぁ、これはこれで色とりどりだから見ていて面白いなー位に思っていたのですが……
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ん? なんかこの子だけ変な形だな、となりまして。
ちょっと反射してて見にくいかと思うのですが、一匹だけ太ったネズミのような体系の子がいるんです。

最初は過抱卵かと心配したのですが、ここまで育ってきてようやく確信しました。
あ、この子、ダルマ系の遺伝子が発現してるわ。

実はダルマ系を生で見るのは初めてなのですが、こうやってみると見事にぶっくぶくですね。
他のサイトとかで写真は見たことあるんですけど、本当に心配になるくらいはち切れんばかりの体躯なので、ちょっと新鮮です。

確かに可愛い、気がする、ような気がする?(疑問形)

もう少し安定して育ってくれば別環境で単飼育してもいいかもと思っています。

屋外:発泡スチロール水槽(白メダカ2代目)

こちらの水槽では白メダカ達の子孫がのんびりと育成中です。

時々忘れる外水槽ですが、放置でも全く問題なく生きてます。
気が付いたらなんか増えてるので、少し水槽から何匹か移して繁殖させたいところ。

この白メダカの強靭さを他の子達にも引き継がせれば、最強のメダカができる気がする(妄想

屋外 睡蓮鉢(ヒメダカ2年目+白メダカ)

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ヒメダカラストワンと、白メダカのタッグは、今も元気に生きてます。

そして紅白入り混じった良い感じの子孫たちが、普通に増えてます。
突然寒くなったのですが、むしろこの子たちは今くらいの気温の方が元気なようですね。

そのうち、動きも鈍くなってくると思うのですが、今年は無事冬を超えることができるのだろうか?

新しい子達のその後

前回の記事で紹介しましたが、以下のお店にてお迎えした子たちの続報です。

前回、黒幹之が孵らなかったお話をしたのですが、リベンジマッチとばかりに行ってきました。

にしきちゃんと紅帝ちゃんたちですが、無事今も生き延びて稚魚が元気に泳ぎ回ってます。
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残念ながらにしきの方は、3匹が限界で、それを維持するので精一杯でした。
3匹なので小さな環境でのんびり育ってもらってます。

そして、紅帝の方はかなりの数が孵ってくれたので、新環境へとお迎えしました。

そうです、ガンプラを沈めよう企画第三弾!
今回沈めたのは、バルバトス・ルプスレクスです。
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いやぁ、しかしエモい。
相変わらず自分の才能にほれぼれしてしまいますね(自画自賛
という訳で、コンセプトは敗北、その後、です。

やはり最高の負け役(誉め言葉)と言えば、バルバトスでしょう!
この機体はこういう荒廃したシチュエーションであるほど映えると思ってます。
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そんな感じのバルバトス水槽も無事立ち上がりましたので、今後はメダカ記事でどうやって変化していくかを報告したいと思います。
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今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。