皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

世の中では緊急事態宣言が発令される中、先日、ギリギリのタイミングでじゃぶマイ10が開催されました。
まずは、現地にお越し頂き当サークルへ足をお運び頂いた団長様、本当にありがとうございました
時間も限られた中の状況でしたが、色んな出会いやネタが生まれておりました。

そんな状況ですが、じゃぶマイ10でのドタバタ劇をご紹介です。

今までの活動履歴はこちらになります。


※注意

本作品に登場する人物は、リアルと著しく異なる脚色がされている場合がございます。
また、お話としての性質上、虚実織り交ぜながら作成しておりますので、ご了承ください。

【登場人物】

・泉絽 私の事です。基本的に私の主観で物語を見ていきます。(裏書担当!)
・りね 花騎士マンの生みの親です!(勿論、作画・デザイン担当!)
・すら 泉絽とは古くからの友人であり、シールコレクター界では大物らしい?(シール指南担当!)

花騎士マン 制作秘話【18】

FKG15

 【2021年 4月24日(土)】

 緊急事態宣言発令を翌日に控えた、東京都大田区産業プラザPiO前。
 私とすらさんが現地へと到着すれば、既にりねさんがいた。

 「りねさん、お久し振りです!」
 
 そんな私の声を受けて黄色髪の毛を揺らし、こちらへとゆっくりと飛んで来るのは、うちの子ちゃんバージョンのりねさんだった。
 相変わらずマッタリした空気を纏いながら、良く分からない存在としてそこにある。その姿は妖精のような、何と言うか、うん、もう慣れた。
 
 「あれ、りねさん、お疲れですか?」

 私がそんな風に現実を放り投げていた所、すら氏が唐突にそんな事を口にする。
 それに対し、りねさんは強くうなずき、何やら訴えかけて来た。
 何となくではあるが、何やら大変な目に会ったという事は、その動きから感じ取れる。

 「それは災難でしたね」

 なにやら深刻そうに同意するすら氏。

 「何故、今ので会話が成立するんだ」

 思わず突っ込んでしまったが、一般人ならこうなるだろう。……なるはず。
 いや、不思議そうな目を向けられても、むしろ私としては困惑しかない。
 何やらそんな私の態度が良く分からないスイッチを押したらしく、怒涛の如く説明、と言う名の良く分からないボディランゲージを開始するりねさん。
 
 「歩いて、ふむふむ、あ、逆に向かった? ああ、なるほど」

 どうやらその動きを見るに、本来向かうべき道を間違えて逆方向に進んでしまったらしいと分かる。
 
 「で、おまわりさんに、道を聞いた。なるほど。それは馬鹿にされ? ああ、笑われたと」

 最後にしょんもり肩を落とすりねさんに、とりあえず「時間に間に合ってくれて良かったです」とよくわからないフォローをしてみる。その言葉にふんすとドヤ顔をかます。うーむ、癒される。
 まぁ、笑われたと言っても微笑ましい感じの話なのだろうが、逆方向で戻って来ただけでも大分疲れてるだろう。確かにそれは大変だ。
 とりあえず、そういう事なら早く設営を終えて休ませてあげたい。

 そんな感じで、良く分からない話をしていたらサークル入場の時間を迎える。
 今回は、何と自動の検温に、QRコードでの入場と言う、ハイテク機器をふんだんに使ったものだった。
 うーむ、地味にバージョンアップしている気がする。じゃぶマイ運営侮れないな。

 そうして足を踏み入れた会場は、かなり広くスペースが確保されていた。
 確かに通常であれば、この倍以上は入ってる筈なのだから、単純に2倍のスペースは取れる筈なのだろう。しかし、それ以上に余裕を持って他のサークルとの距離を確保している様子が見て取れた。

 我がサークルである「Team HKM」は、いつも2スペースで登録させて貰っている。
 いや、正直、うちのような弱小サークルに2スペースは贅沢だと思うのだが、こちとら3人である。しかも、私は中年太りまっしぐらなおっさんなので、どうしてもスペースは必要になるのだ。
 そんな訳で、普通は長机を2サークルで使う訳だが、うちは1サークルで長机一つを使わせて貰っている。
 それがかなりの距離を確保して、並べられているので正直、凄く余裕があるように見えるのだ。
 ぶっちゃけ、各サークルスペースの裏で人ひとり寝る位の余裕がある。それ位、ソーシャルディスタンスは保たれていた。

 「やっぱり運営さんも色々気を使ってくれてるんだね」
 「んだなぁ。ここまで余裕があるなら、こちらも過ごしやすいね」 
 
 りねさんも、それに頷き返していた。
 やはりこんな状況だから色々と、大変だろうに。
 それでも、運営さんは何とか開催までこぎつけてくれたわけだ。

 「んじゃ、今回もしっかりと楽しんで行きましょうかね」
 
 そんな私の言葉を受けて、設営が開始される。

 そして、あっという間に時間は過ぎ、じゃぶマイ10が開始となった。
 いつもなら地響きの幻聴すら起こりそうな勢いで突入して来る団長様達だったが、流石のこの状況下のせいか、今回は落ち着いて誘導され行進していた。

 「しかし、公式絵師さんの列は相変わらず凄いね」
 「んだなぁ。流石に、ソーシャルディスタンスのソの字もない状況だな」

 入って来たほぼ全ての団長が壁際へと密集する姿は相変わらずだった。
 そして、時が止まったかのように平和な時間を過ごす私達も相変わらずだった。

 そんな中、りねさんは少し真剣な表情で、ペンを握り……ん?どうやって握ってるんだ、あれは。
 ……まぁ、いいや。とにかく、色紙と向かい合いそこに絵を描いていた。
 どうやら、色紙を追加してくれるようである。ありがたや。

 などとマッタリと、りねさんが絵を描き進める姿を眺めていると、お客様第一号がいらっしゃった。
 おっと、想定より遥かに早い。ふと遠くの壁際を見ると、相変わらずの黒い塊である。

 「シクラメンの合同シールをお願いします」

 初っ端から神が降臨なされた。

 「お客様、お気は確かですか?」
 「いや、泉絽氏の気がふれてるでしょ、それは」
 
 あまりに唐突な事だったので、つい本音が。
 いや、りねさんも、何で頷いてるのか。

 「いや、だって5,000円だよ? SP一枚分だよ?」
 「そうなんだけど、何故お客様を前にネガティブキャンペーンを始めるかな!?」
 
 そんな言葉に激しく頷いているりねさん。これはどっちに同調しているのやら。

 「と、ともかく、本当に宜しいのですか? 後悔なされませんか?」
 「だから、なんで客の意志を否定するかな!? あ、ありがとうございます。5,000円になります」

 すら氏がさっさと会計を進めてしまう。ああ、なんてことを。

 「お客様、踏みとどまるなら最後のチャンスですよ!?」
 「泉絽氏は、何がしたいのかな!?」
 「そりゃ、勿論、お客様の覚悟をだね」
 「そんな物騒な物じゃないからね、これ?」

 その後お話を聞いた所、どうやら花騎士マンのコンプ勢のお一人だったようで、今回も是非手に入れなければと、この状況下の中、わざわざ足を運んでくれたとの事だった。
 本当にありがたい事だ。勿論、最後はお礼を言って、またのお越しをお待ちする事にした。

 「君はここに何をしに来たのかな?」
 「うーん、楽しみに?」
 「とりあえず、合同セットはちゃんと捌こう!?」
 「え、もうやり切った感が」
 「まだ1セットなんですけどね!?」
 「ははは、まぁ、どんまい?」
 「泉絽氏、借金今すぐ返して貰っても……」
 「すいませんでしたぁ! 誠心誠意、頑張らせて頂きます!」

 その後、このブログでも良くコメントを残してくれる常連さんのD氏があいさつに来てくれた上に、更には合同シールをお迎えして下さったり、かと思えばブログをいつも見て下さっている読者の方も来て下さったりと、地味に挨拶に来て下さる方が多くて、本当に嬉しかった。
 それだけでもこのブログでアホな記事を書いていた意味があったというものである。

 「私のブログって本当に読んで下さってる方いたんだなぁ」
 「泉絽氏、今までコメントとかあったじゃない……」
 「いや、あれはもしかしたら私の願望が見せた幻なのではと」
 「ちょっと一回、現実見ようか」
 「借金の事は忘れた」
 「そこは一番向き合わないといけない所かなー」
 
 ちなみに、残念ながらシクラメン合同シールの出は芳しくなかった。
 やはり元々の団長様の絶対数が減ってしまっている上に、更にガチなシクラメン団長がそもそも企画に参加しまくっていたりとか、いろんな要素が重なっていたので、これはある意味想定内と言えば想定内であるが、やはり残念なのは間違いない。
 
 その一方で、思った以上に一部の団長様に人気だった物があった。
 「ランダムパック」である。

 うたい文句は☆5以上確定ガチャ。だって虹と金の子しかいないし。
 
 通常は500円で1枚、好きな子を選べる訳だが、ランダムパックは、1枚300円と値段を下げている。
 その分、1~3弾までしか封入していないのだが、ご新規さんがちょっとしたお遊び感覚で手を出しやすくなるかなと思って、導入した経緯があるのだ。

 ちなみにこれは、凄いどうでも良い余談だったのだが、シールコスト的に金である第二弾が一番かかっているコストが高い。これは、すら氏が謎のこだわりを見せた結果、大変な事になった副産物なのだが、シール素材としての出来は他の弾より1つ頭が抜けているのだ。
 つまり何が言いたいかというと、元々、500円で設定している手前、ランダムである300円で持っていかれてしまうと、原価回収という意味で結構痛かったりする。
 けど、第2弾だけ入れないと言う訳にもいかないので、ちゃんと他の弾と同じ様に封入した。
 そして数は揃えたので確率的には、どの弾も同じはず、はずなのだ。

 そして、ネタとしてお客様にその事をお伝えした上で、引いて貰った結果……。
 
 「よっしゃー! 金だ!!」
 「ちっ、虹かぁ……」
 「ランダムパックあと3枚!!」
 
 「ねぇ、泉絽氏?」
 「何かね?」
 「何か間違ってると思わない?」
 「オモワナイヨ?」
 「いや、変でしょ、この状況」

 「あ、ランダムパックあと10枚で」
 「いや、お客様! ちょっと買い過ぎじゃないかなぁ!?」
 「完全に団長の性が全開になってるので、少し落ち着いた方が……」
 「いいや、そろそろ嫁が来る気が」
 「お客様、もう500円出してお迎えしよう? ね?」
 「いや、ランダムで来るかもしれないし!」
 「ちょっと冷静になろうか? ほら、財布しまおう」

 という感じで、一部のジャンキーな団長様が暴走する場面がチラホラ見られたのだ。
 
 いや、何だかんだでアホみたいに盛り上がった。意味不明なまでに。
 そして何より、何故だか……

 「ほら、また金!」
 「このガチャ偏ってるんじゃないのー?」
 「いや、お客様!? 何でそんなにピンポイントで痛い所引いちゃうの!?」

 という感じで、何故だか金がやたらと出まくる謎現象が発生した。
 
 「ちょ、これ以上金を引かれるとヤバいから。りねさん、混ぜて混ぜて」
 
 「よし、また金だ!」
 「なんでぇぇえ!?」

 割とカオスである。
 しかも、時間で入れ替えがあるので、ずっとそれが続く訳ではない筈……だったのだが、何故か1回目のあと、2回目でも全くと言っていい程、同じ展開になった。
 本日のガチャだけで、金の総数はかなり目減りしたはずだ。解せぬ。

 そんな感じで怒涛のガチャラッシュを終え、何時の間にかじゃぶマイが終了した。
 
 「何だか嵐のような時間だった……」
 「ま、まぁ、皆さん楽しんでくれたから良かったんじゃないかな」
 
 見ると、りねさんも何かぐったりと潰れている。
 なんか疲れたもんね。いや、楽しかったけど。

 「ねぇ、泉絽氏」
 「なんだね、すら氏」
 「100円玉多過ぎてめっちゃ重いんだけど」
 「やったね!」
 「ちなみに、シクラメン合同シールは?」
 「もうガチャでそれ所じゃなかった……」
 「ですよねー」

 本日の教訓。
 団長にガチャをさせるのは程々にしよう。

 そうして私達は、楽しい時間をくれたじゃぶマイにお礼を言い、帰路へと付いたのだった。
 大量のシクラメン合同シールの在庫と共に。
  

じゃぶマイ10 終了しました!

そんな訳で、楽しく充実した時間でした!
久々の即売会で、本当に良い時間を過ごせました。
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改めまして、現地でお世話になりました全ての団長様、サークルの皆様、更に頑張って開催までこぎつけて下さった運営の皆様方、ありがとうございました。

残念ながらシクラメン合同シールにつきましては、大量に在庫を抱える事になりました。
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もう少し出るかもしれないなーと思っていたのですが、やはり現実は厳しいですね。
参加して下さった皆様や可愛いポップを描いてくれたりねさんには、力及ばず申し訳なさで一杯です。
こちらは、時間をかけてゆるりと世に出して行ければと思います。

ちなみに本来であれば、もう少しシクラメン合同をプッシュしなければならない所でしたが、良く分からん盛り上がり方をして気が付いたら時間が終わってました。

その元凶がこちらになります。
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鉢で引いて貰うと言う雰囲気もソーシャルディスタンスも完璧な計画だったんですが、それがダメだったのだろうか?(多分関係ない)

けど、結果としては皆さんも私達も楽しめたので、良かったかなと思っています。
ちょっと盛り上がり過ぎて騒がしくし過ぎた様な気がしますので、そこだけ近隣のサークル様には、深くお詫びを。

しかし、振り返ってみれば楽しい時間でした。本当にありがとうございました。
もしシクラメン合同を始め、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非是非、お手に取って頂けたら幸いです。

シクラメン合同シール 通販開始しました

じゃぶマイ終了致しましたので、以下のサイトにて、通販を予定しております。

〇 ゅゃ屋(りねさんのBOOTH)

花騎士マンでは既にお馴染みの、りねさんのサイトとなります。

こちらでは、既に取り扱いが開始となりました。

安心のりねさんのサイトですので、この機会に花騎士マンにも触れて頂ければ嬉しいです。
また、流石に全てを丸投げするのも違うと思いますので、りねさんのサイトでは少数セットのみの扱いとさせて頂きます。

〇 泉絽屋(私のBOOTH)

今後の事も考えて、残りのセットはこちらのサイトにて扱わせて頂く予定です。
私、泉絽が色々な想い(怨念)やらなにやら(加齢臭)を籠めて発送させて頂きます。

こちらのサイトでの商品販売は、じゃぶマイ以降しばらく時間を置いてからとなりますので、もし楽しみにされている方は、先のりねさんのサイトをご利用ください。

※4月25日 23:15 追加

こちらの記事の小話にも少し登場して頂きました、D氏のブログ記事でシクラメン合同シールについて、書いて頂いております。

私なんかよりよっぽどシールの魅力をお伝えしている内容となっておりますので、もし宜しければこちらの記事も読んでみて下さいね!

また、今までの世に出した花騎士マンシールやグッズは以下の記事にまとめてあります。

宜しければご活用くださいね。

今回の記事は以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。

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