皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

日常を過ごしていると、唐突に頭に何かの考えが湧き上がると言う経験をされた事ってありませんか?
今回は、そんな唐突に降って湧いた企画を何気なく進めたら、私の暴走でとんでもない事に。

そんな感じのドタバタ劇を今回もご紹介です。

今までの活動履歴はこちらになります。


※注意

本作品に登場する人物は、リアルと著しく異なる脚色がされている場合がございます。
また、お話としての性質上、虚実織り交ぜながら作成しておりますので、ご了承ください。

【登場人物】

・泉絽 私の事です。基本的に私の主観で物語を見ていきます。(裏書担当!)
・りね 花騎士マンの生みの親です!(勿論、作画・デザイン担当!)
・すら 泉絽とは古くからの友人であり、シールコレクター界では大物らしい?(シール指南担当!)

花騎士マン 制作秘話【14】

FKG15

 【2020年 12月】

 「師走」:師が走ると言う言葉は本当に言い得て妙で……
 
 「前回の記事と書き出しが同じなんだけど?」
 「それ位忙しいって事で」
 「単なる手抜きでは」
 「手を抜ける所は全力で抜く! それが生きるコツ!」
 「何か良い事言った風な雰囲気醸し出してるけど、いつも手を抜く駄目な人だからねそれ」
 「何故バレたし」

 前にも書いたが、この月は本当に師が走り回って、気が付いたら火を噴いて炎が後からついて来るくらいには、忙しい状況だった。
 リアルの事も関係しているが、実はそれだけでなく、主に花騎士マン関係で手を広げ過ぎたのが最大の問題だったりする。
 
 シクラメン合同シール企画も、参加者様方がとても協力的であった関係で順調に進んでいたのだが、そこで、あるやりとりが生まれたのがきっかけだったのだ。

 「唐突ではあるが、折角公式絵師さんが参加してくれているのだから、何かしたい」
 「本当に唐突だね」
 「すら氏、だって、公式絵師さんだよ!? しかもあの、初期ならお世話になる団長さんも多い、低レアの!」
 「まぁまぁ、落ち着いて」
 
 今回、快く合同企画に参加してくれた公式絵師さんとやり取りを続けているのだが、折角だからこの縁を大事にしたいと考え始めていた。
 生きていると、こういう良く分からない衝動が湧き上がり、チャンスが目の前に見える時がある。
 これは花騎士マンをスタートさせた時も同じだったが、ここで動かないと後で後悔すると言う分岐点が、またもや見えてしまったのだ。割と結構、忙しいのに。

 「我々団長は低レアの開花を失った状態だ」
 「え? 何、唐突に」
 「まぁ、聞け
  しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
  人気花騎士に比べ、我が低レア層の開花絵は無いのである。
  にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
  諸君! 我が団長達の目的が萌えであり愛だからだ。これは諸君らが一番知っている。
  我々一部の団長は開花実装と言う夢を奪われ、低レア層を愛でる団長にさせられた。
  そして、一握りの人気花騎士達が支配して50余年」
 「いや、まだ6周年」
 「そういうの良いから! おほん。
  春庭に住む我々が開花を要求して何度踏みにじられたか。
  低レアの開花を掲げる団長一人一人の萌えのための戦いを神が見捨てるはずはない。
  私の嫁! 諸君らが愛してくれた低レア層の開花実装は死んだ。
  何故だ!?」
 「運営さん、お金がn」
 「軟弱もの!! そこは『坊やだからさ』だろうに!!」
 「知らないよ!?」

 「まぁ、そういう訳で、やろうと思う」
 「えっと、もうついていけないんだけど、何を?」
 「運営さんがやらないなら、自分達でやればいいのよ」
 「だから何を?」 
 「開花」
 「は?」
 「運営さんが出来ないなら、勝手にやれば良いじゃん。開花。そう思いました」
 「Oh……狂ってる」

 現在、花騎士のキャラの中で、☆2~☆4の開花絵実装は絶望的な状況だ。
 いや、もしかしたら実はこっそり運営さんも用意していて、何て嬉しいサプライズが待っているのかもしれない。だが、現実はそう甘くないと私は思っている。
 
 何より、気になるのは花騎士界隈に漂う、薄い停滞感のような諦めのような嫌な雰囲気だ。
 運営さんも色々と大変そうで、これ以上手を伸ばせそうにないと、何となくそう感じさせるくらいには、余裕がなさそうな雰囲気がある様に私には思える。
 それはそれでも良い。そういう時期もあるだろう。だが、それを黙って見ているのも、何か違うと私は思う。
 何故なら、私はこの花騎士と言うコンテンツが大好きだから。これで廃れて欲しくはないのだ。
 そして、何かできないかと考えた時、一つ閃いたのがこの開花と言うワードである。

 そう、今回の合同企画でとある公式絵師さんとコンタクトを取る度に、不思議に思ったのだ。
 あれ、これって公式絵師さんに絵を頼んだら、実質、非公式でも開花できるんじゃ? と。
 
 恐らく多くの団長さんは、非公式・公式に限らず嫁の開花姿は見てみたいと思っているはずだ。
 それは、既に開花済みの花騎士を嫁に持つ団長だって変わらない。
 何度開花したっていいのだ。開花済みであろうと、更なる開花は出来る筈。
 嫁の色んな姿を見てみたいと言う想いは、団長共通の物であると私は思っている。
 
 「と言う訳で、聞いてみました」
 「え? まさか、泉絽氏、公式絵師さんにその事言ったの?」
 「うむ」
 「なんて恐れ知らず……」
 「いや、とても良い方だったので、いけるかなーって」
 「本当に節操ないね!? ……けど、流石に無理でしょ」
 「いや、それがOKでした」
 「は?」
 「開花絵、描いて貰う事になりました!」
 「え、えぇぇえええ!? 大丈夫なの、それ?」

 そうなのだ。実は、私もそこが最も心配な所だった。
 そもそも花騎士の同人活動は、運営さんのご配慮あっての事だ。万が一にもそれを崩す様な事はあってはならない。
 それに公式絵師さんの都合もあるし、版権の問題もある。
 正直、駄目だろうと思っていた。っていうか、普通はそう考える。駄目元だったのだ。だが……

 「とりあえず、今回の公式絵師さんに関しては、あくまで公式絵師さんの個人的な判断としてだけど、版権も含め問題ないそうな」
 「まぁ、公式絵師が自分で作品作って同人即売会に出ちゃえる様な特殊空間が花騎士の醍醐味だもんね」
 「ただ、他の公式絵師さんが同じとは限らないし、そもそもオフィシャルに確認した訳でもないから、そこだけは注意が必要だね」
 「この方がOKだからと言って、他の公式絵師さんも大丈夫と判断するかは分からないと言う事だね」
 「とは言え、今までの慣例上その部分に関しては特に問題ないと私も思うけどね。だから聞いたんだし」
 「うむ。公式絵師さんが自分で作品書いてる時点で、開花絵がダメって事もないよね。非公式だし」

 そうなのだ。とりあえずそんな訳で快く依頼を受けて貰えたのだ。これは本当に意外だった。
 それでも不安だったので、思い切って聞いたみたのだ。

 「もし、運営さんから本当に開花絵の依頼きたら大丈夫ですか?」と。

 「本当にド直球投げるよね、泉絽氏。……で、結果は?」
 「運営さんから来たらその仕様で改めて描くから、問題無しとの力強いお言葉を頂きました」
 「まさに、妄想力は無限大……絵師さん凄いね」

 「無理かと思っていたのだけど、そこはラッキーだったよ」
 「泉絽氏、じゃあ、レンチキュラーも作りたいな」
 「何よ、藪から棒に」
 「公式絵師さんに描いて貰えるんでしょ? だったら折角だし色々と頼みたいよ。りねさんも忙しそうだし全てに手が回らないだろうから、この機会に新しい形を模索しても良いと思うんだよね」
 「こ、こやつ、シールの事になると途端に元気に!」
 「レンチキュラーだと2種の絵が必要だから、通常絵と進化絵が必要だよね」
 「もう話聞いてないよ、この人」

 そんな訳で、すらさんと喧々諤々、数時間やり合った結果。
 
 「いや、数分だよね?」
 「そこは言わない約束ですぜ、すらさんや」
 「だって、泉絽氏と完全に方向性が違うから重なりようがないよね」
 
 そう。話し合った結果……
 レンチキュラーを「SD絵」で作りたい、すらさんと
 「開花絵(立ち絵・一枚絵等)」を見たい、私、泉絽とで、意見が分かれたのだ。
 
 「まぁ、それなら」
 「両方やれば良いよね」

 そういう訳で、私達の暴走は止まるどころか、ますます加速していく事となったのだった。
 

新企画「#妄想開花🌸」始動

実は合同シール企画の裏側で、もう一つの企画が舵を切っておりました。
その名も「#妄想開花🌸」企画です。

団長さん達の嫁を妄想開花させよう』と言うコンセプトと、
団長さん達の妄想開花させよう』と言う2つのコンセプトを併せ持った言葉として世に出しました。

※注意
あくまでこれは妄想作品です。公式ではなく妄想による非公式の作品である事を重ねてお伝えしておきます。(じゃないと運営さんに迷惑かかっちゃうので)

あと一つ、勘違いして欲しくないのですが、これは開花を望む全ての団長様達へお届けする共通企画となります。
当サークルが独占してやるとかそういう話ではなく、全ての団長さんが好きな妄想を好きなように発信して頂くための一つの符丁のような物になればと、私は願っています。
その為のハッシュタグ化でありますので、どうぞ、存分に広めて楽しんで下されば嬉しいなと。

絵師の方は勿論、私の様に妄想が爆発してしまった団長様は、是非、その妄想を具現化する為、手を尽くしてみて下さい。

絵師様なら、絵を描いて表現する事も良いでしょう。
私の様に文章を書ける人は、物語にしても良いでしょう。
それも厳しいなら自分の妄想設定をツイッターに書き殴るも良いでしょう。
誰かが拾って具現化してくれかもですし!
何なら更に突っ込んで好きな絵師さんに依頼(と言う名の課金)をして、具現化するのもありです。

ただ私達の様に絵師さんにご依頼をする場合は、絵師さんの迷惑にならない範囲で、節度を持って行動して頂ければと思います。
流石に、超多忙な公式絵師様も多数いらっしゃいますし、本当にご迷惑ならない様に、私達も気を付けつつ活動したいです。

ご自分のやり方で運営さんの迷惑にならない範囲で是非、楽しんで頂ければなと思います。

あ、ちなみに、もし低レア層だけでなく、この「妄想開花🌸」の企画に興味を持って下さった特に公式絵師様が奇跡的にいらっしゃいましたら、是非、お声がけ下さい。
シール企画が前提となりますが、是非是非、ご依頼をしたいと考えております。

花騎士界隈の低レア層は特に絵師さん不明の案件が多いので、声をかけて貰わないとこちらからは動けないんですよね。

面白そうと思って頂けたら、ツイッターのDMにご一報下さいね!
ご連絡、お待ちしております。

今回『#妄想開花🌸』する子は?

さて、どの子が妄想開花するか、気になっている団長様もいらっしゃるかと。
いるよね? 少し位は、いて欲しいな! ここまで引っ張ったんだし!(本音)

まぁ、ツイッターで私と絡みのある方はお察しかと思いますが、改めまして公式絵師様のご紹介です。

と言う訳で、今回快くご依頼を受けて下さったのは「イチゴ」ちゃんの絵師様、「あまかわあきと」さんです!

クリスマスには、こんなに素敵な、すて、ぶふぉ(鼻血

ふぅ、危ない所でしたが、そんな感じで素敵なエロい絵をこの世に顕現させて下さる公式絵師様のお一人です(輸血中

私もイチゴちゃんは大好物でして(意味深)、それはもう初期の頃はシクラメンちゃんと並んでメインメンバーでした。
今でこそコンセプトの関係からメンバーから外れておりますが、ちょっと手が滑って側室に加える位には大好きな子です。

SDとか地味に凝ってるんですよねー。しかも変身! 可愛すぎる。

と言う訳で、全国のイチゴ団長様、誠に勝手ではありますが、不肖この泉絽が、まずは第一陣としてイチゴちゃんの妄想開花を世に送り出させて頂ければと思います。
是非、まずは存分にご堪能いただき、願わくば私の後に続いて、イチゴちゃんや他の花騎士の素晴らしさを、ご自分のやり方で世に伝えて頂ければ嬉しく思います。

では、ここで、あまかわあきとさんのご厚意によりまして、ラフ絵を初公開です!

まずは、レンチキュラーシール用のラフ絵二枚から。
あ、ちなみにレンチキュラーと言うのは、角度を変えると見える絵が変わるあれです、あれ(雑
こちらは「通常⇔進化」のバージョンになります。

〇 通常
shinka_sd

〇 進化
normal_sd

どちらも可愛い!! あまかわさん、こんな絵も描けちゃうのか!と素直に驚きです。
イチゴちゃんの愛らしさが存分に詰まっておりますよね。

またこれの他に『妄想進化Ver⇔妄想開花Ver』をお願いしております。
そちらは、発表できるようになり次第、また記事で取り上げたいと思います。

そして、皆様、お待ちかね? 是非、待っててほしい。
私はむしろこっちを凄く見たかった。そう、妄想開花です。
ちなみに、私がお願いしたのはただ一つ。
今のあまかわあきとさんが描きたい妄想開花絵をお願いします。これだけです。
そんな訳で、公式絵師さんの妄想開花絵だから、実質こうs(うわなにをs

まだ、仕様も決まらずラフ段階ではありますが、あまかわさんのご厚意により、こちらもお目見えです!

〇 妄想開花(ラフ)
mousou_kaika
物理的に後光が見える(ぁ
ありがたやー、ありがたやー!!
っていうかもう、あれですよね。エロ可愛い。これに尽きる。
ここ健全が売り(?)のブログなんですけど、もう良いかなーエロでもって思う位に破壊力抜群ですよね。

髪の毛がたゆたって、またちょっとクルっと巻いてる感じが、個人的に凄くツボなのですよ。
あと特にお腹から太ももにかけての描写がもう、何と言うか、舐めm(ぴっぴ― 笛の音)

ぐっ……と言う訳で、語りたい事は沢山ありますが、そんな感じです。

こちらは何らかの形でグッズ化したいので、何かして欲しいものがあればご意見もお寄せ下さい。
今のところは、A4クリアファイルを予定しております。

そんな感じで、今年はのっけから私達も暴走しておりますが、今年も精力的に「Team HKM」は活動予定です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

また、今までの世に出した花騎士マンシールやグッズをまとめた記事を作成いたしました。

宜しければこちらもご活用くださいね。

今回の記事は以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。

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