皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

何だか世の中は緊急事態やら言論弾圧やらで大変なのですが、私達のサークルは平常運転です。
今日も今日とて、可愛い子達をシール化するために、奔走しております。

と言う訳で
本年も「花騎士マン」及び「TeamHKM」を宜しくお願い致します

しかし、やっぱりこういう時こそ、ジャパニーズMOEが世界を救うと思うんですよね!(暴論)
そんな感じのドタバタ劇を今回もご紹介です。

今までの活動履歴はこちらになります。


※注意

本作品に登場する人物は、リアルと著しく異なる脚色がされている場合がございます。
また、お話としての性質上、虚実織り交ぜながら作成しておりますので、ご了承ください。

【登場人物】

・泉絽 私の事です。基本的に私の主観で物語を見ていきます。(裏書担当!)
・りね 花騎士マンの生みの親です!(勿論、作画・デザイン担当!)
・すら 泉絽とは古くからの友人であり、シールコレクター界では大物らしい?(シール指南担当!)

花騎士マン 制作秘話【13】

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 【2020年 12月】

 「師走」:師が走ると言う言葉は本当に言い得て妙で、この時期は毎年何かしら大変な事が起こる。
 昨年は、リアルで普通に右往左往していたし、今年こそ穏やかな年末を迎えようと、早めの行動を心がけていたつもりではあったのだが……。
 
 「おかしい。やる事が多過ぎる」
 「泉絽氏、声が死んでるよ」
 「作業が終わらない。絶対に、おかしい」
 「そりゃ、後先考えず声かけまくるから」
 「だって、声かけた全員がOKくれるとか普通思わないじゃん!」
 「思わないけど、それなら少しずつ増やせば良かったんじゃ?」
 「やるならこう、勢いのあるうちにやりたいなと」
 「まぁ、気持ちは分かるけど結果として、作業量増やしてたら自業自得だよね」
 「ぐむぅ」

 そうは言っても、参加人数はそれほど多いとは思っていない。実際、両の手で足りる程度の参加人数であるし。
 急に失踪したプロジェクトリーダーの代わりに何も分からん私に無茶ぶりされたあの時に比べればそんなの全然問題無い筈、多分、きっと。いや、自分の責任で何でも出来るから冷静に考えれば、それだけでも天国すぎる。何が悲しくて、毎日、罵詈雑言を浴びに出社せねばならなかったのか、今考えても謎である。
 まぁ、そんな訳で本音を言えば、もっと参加人数を増やしても良いとさえ思っていた。いたのだが、実際は増やせるだけの余裕が無かった。主に私の作業量的に。人の手には限りがあるのである。

 そもそも今回のシクラメン合同シール企画は、何時もの通り全て勢いで決めてしまったので、走り出したら色々と問題が出るわ出るわ。
 テンプレートや仕様の問題は、ある程度、最初に絞り込んでいた物の私の知識不足や配慮不足で細かい調整が必要になってしまった。テンプレートはCMYK基準だけど、RGBしか出力できないよーとか、素人の私は、WHY?みたいな状況から始まり、白版って言ったけど、色は黒なんです!みたいな、面白い事が起きたり細かい事をあげたらきりがない位だった。
 その中でも特にシール作成に特有の二つの作業で調整が必要になり、その都度、資料を作ったり各絵師さんにお願いをしてみたりと、何だかんだで気が付いたら年の瀬である。

 「やはり裏書の存在が致命的過ぎる」
 「普通の絵には無いものだからね」

 そう、特に各絵師さんから質問(と言う名の悲鳴)が上がったのが、実は裏書の存在だ。
 このシール特有の裏書なのだが、実際は作り手によっては省略する所も多い。っていうか、方眼紙のままでワイルドに作成する事もある位だ。
 個人的には、某シール風をうたう以上は、そこもちゃんとこだわって作りたい。
 それに、うまく活用すれば良い宣伝媒体になると思うので、そこに手を入れないのは勿体ないとすら感じているのだ。

 しかし一方で絵師さんとは、絵を描く方なのだ。文章を書く訳ではないので、そこが普通にネックになっていた。何を書けばいいのか分からない……。デザインが思いつかない! そういう声が続出したのだ。
 私としては何でもお好きなように! と言うスタンスで案内はしていたのだが、絵師さん的には逆にそれがやりずらいと言う方も多かったのが実情だったりする。
 むしろ、テンプレートを決めてこうしましょうとしてくれた方が良いと言う方が大多数を占めた。

 「絵師さんには、絵師さんのやりやすい方法とかあるのね」
 「そうなんだよね、すら氏。だから頼んでみた」
 「何を?」
 「裏書のテンプレート」
 「頼めちゃうんだ……そういうの」
 「京夜さんが快く引き受けて下さったよ。神だよあの人」
 「ああ、泉絽氏のアイコンの人だね。あれ、りねさんに頼まなかったの?」
 「流石に、今回は外伝扱いだからね。それに凄く忙しそうだし」
 「確かに……」

 本当はりねさんにお願いする事も考えたのだが……今回はやめておいた。
 いや、ただでさえ花騎士マンの本編の方でかなり大変な状況な上に、外伝を快く認めてくれただけでなく、更には1枠寄稿してくれたのである。
 ちなみに花騎士マンを出す場合、印刷の関係から10種が確定で必要になる。つまり10キャラ分を「一人で」描かなければならないのだ。それは、身近で見て来た私達からしても、膨大な作業量である事は理解している。構図一つとっても、大変な事であろうし、裏書だけでもあれだけ唸って作るのだから絵師さんの苦労はさもありなん。
 
 なので、そんなりねさん、マジ仏です。
 人によっては自分の作品を関する企画を人に任せるとか出来ないと思う。
 本心では色々と思う所もあるのかもしれないのに、それでも企画を認めてくれたどころか、寄稿までしてくれてしかも、それがめっちゃ可愛い訳で、圧倒的リスペクトしかない。
 
 「と言う訳でりねさんは、天使だと思う」
 「仏じゃなかったの?」
 「人の心を読むな!」

 最近、世の中の情勢もあって、りねさんとはあまりやり取りができてないのだが、りねさんの努力に報いる為にも、改めて花騎士マンを何とか盛り上げたいなと決意を新たにする私であった。

花騎士マン最新情報

と言う感じで、私の進める合同企画は順調に遂行中です。
現在、ほぼ全ての方からデータを頂いており、試作印刷の一歩手前まで来ております。

これも参加して下さった皆さんが、一生懸命、制作して下さったお陰です。
最終締め切りはまだまだ先なのですが、この場を借りて、本企画に参加して下さった皆様には、改めまして感謝申し上げます。

そこで、今回はこの記事作成時点で寄稿して下さっている方の作品で白版のみをチラッとご紹介。
shikuramen_shiro
どんな感じに仕上がるか楽しみです!

花騎士マン本編の方は、鋭意作成中

りねさんが描く花騎士マン本編の方は少し新しい試みも加えつつ、企画を練っております。
次回のじゃぶマイ10に間に合うかは正直微妙な所ではありますが、気長にお待ちいただければと思います。
記事にも書きましたが、りねさんの作業量が膨大な為、どうしてもお時間を頂く必要が出てきます。
主に、りねさんと私の精神衛生的に……(ぉ
いや、あの量を一人で半年で仕上げろとか、鬼の所業です。
私には間違っても言えない、そんな事。

と言う訳で、最悪、私の合同企画の方にも、りねさんの作品が1枠ございますので、もし宜しければそちらもお願い致します。
何より、りねさんのシクラメンちゃん、本当に可愛いんで、是非!!

もう一つの企画は近々公開予定

別の企画も、水面下で進行中です。

こちらの企画は、前の記事にも書きましたが当サークルの企画というより、花騎士界隈の活性化に繋がれば良いなぁというふんわりとした願いを込めたものになります。

実は既に、ご紹介できる段階にあるのですが、もう少しだけお時間を下さい。
恐らく次の記事でご紹介できると思いますので、少々お待ち下さればと思います。

そんな感じで、今年はのっけから世界情勢も含めて大変なことになっておりますが、今年も精力的に「Team HKM」は活動予定です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

また、今までの世に出した花騎士マンシールやグッズをまとめた記事を作成いたしました。

宜しければこちらもご活用くださいね。

今回の記事は以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。

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