皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

前回の記事からかなり経ちましたが、全国のメダカ愛好家の方は今日もメダカを愛でていますでしょうか?
冬も終わり春となり、うちのメダカちゃん達も活発に動くようになってきました。

昨年はこれからの時期に、大量虐殺をかましてしまったので今年は今から戦々恐々としております。

そんな感じで、現在のメダカ飼育について、マッタリとご紹介です。

のんびりメダカ飼育日誌【1】

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前回の記事からかなり(?)間が空きましたが、我が家のメダカちゃん達は、お陰様で元気に過ごしております。

とは言え、全ての子が元気と言う訳でもなく、何匹かは星になりました。
ただ、昨年と違って色々と分かってきたことと、何より水がある程度できている事から、かなり安定しています。

そんな中で、各環境ごとのメダカちゃん達の様子をご紹介です。

初期ウォーターボトル水槽のメダカちゃん達

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現在、初期のボトル水槽にメダカちゃん達は、全部で6匹が生活しております。

内訳は、

・昨年からの生き残り1匹 圧倒的女王感(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 物静かな子(メス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 やたら積極的(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ臆病(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ細身(オス)
・紀州黄金黒鱗めだか1匹 めっちゃ沈んでる(多分オス)

となっており、計6匹が時にマッタリしつつ、時に争いながら生活しております。

紀州黄金黒鱗めだかは、以下のサイトにて、稚魚でお迎えした子が育った物です。

送料の方が高いので、購入される際は注意してくださいね。

死着なしで稚魚11匹が到着後、色々とありまして、現在5匹が元気にしております。
特にオスが加わった事で、生き残りの子が加抱卵気味だったのですが、それが治りました

対格差が2倍くらいあった頃から、オスの子が積極的にアプローチしてくれまして、それが良かったんだろうなーと思っております。
やはり、メスとオスはセットにしておかないと、危なくなることもあるんだなーと勉強になりました。

ちなみに絵面的には、完全にオネショタ状態であります。ごちそうさまです(何が
そしてそのショタが育って来た結果、最近は女王様的存在である古参の子に積極的にアプローチしてます。
女王様の進路にスッと割り込み、当たり前のように体を寄せていく姿は何と言うか、こなれたホストの様な印象すら受けます。
なんか花束もってキラキラしてそうな幻想が見えますわ。

そして、2匹目の大人しいオスも最近それを真似ているのか、似た様な行動をとるようになり、メスたちを巡って今日も熱い(暑い)バトルが繰り広げられております。
何と言う逆ハーレム。しかし、時々、物静かな子にもアプローチかけてたりと、節操のなさがあって見ていて飽きません。

頑張れ、男の子たち。君達の頑張りでうちのメダカちゃん達が増えるのだ!

また最近、エアーを入れるようになったのと、温度が上がって来たので更に少し元気になりました。
やはりエアーは有った方が良さそうですね。現在、他の水槽にも続々投入しております。
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そして最近、ペットボトルで飼っていた2匹を合流させました。
その2匹の内、1匹が転覆病にかかってしまったようなんですよね。

朝起きると、底で沈んでうつろな目を向けている子……
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絵面的にかなりドキッとするのですが、藻をベッドにする事を覚えたらしく、案外ふてぶてしく生きてます。

一応、環境を初期ボトルに移した結果、最初の方は底で死んだように沈んでいたのですが、頑張って浮上してくることがあるので、そこに合わせて餌を投入し、意図的に餌をちゃんと食べさせるように気を付けていました。
そうしたことを試みたところ、転覆状態は完全に治らないものの、そこそこ元気に生きてます。
餌をあげると、びよーんという感じで食いついて来るので、これはこれで可愛いかなと(親ばか

更にそれから1週間ほど経ったのですが、皆に交じって大分元気に泳ぎ回るようになりました。
横たわる場所も底から水草の上にバージョンアップした様です。

何にせよ元気になって良かった。

虫かご水槽の子達(白メダカ)

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こちらは現在、1匹がのんびりと過ごしております。

この水槽には初期の頃からにエアレーションを入れているのですが、やはりあるとかなり安定してる様です。
水が蒸発して減る事があるので足しますが、水替えもほぼ無い状態でも問題なさそうです。
やはり植物やバクテリアの力が十分に働けば、かなり安定していくようですね。

冬まで凄く大きな女帝が生存していたのですが、残念ながら冬を越せずお亡くなりになりました。
今は、1匹がこの広い空間を占拠しているので、そろそろ新しい子でもお迎えしてあてがってみようかと思っております。

しかしこの子、とても元気で餌もよく食べるので体が大きいんですよね。
うちの他の子達は小さい子が多いので、ちょっとサイズが合わないのが難点です。

うーむ、新しい環境をそろえた上で、サイズ感の合う新しい子を迎えても良いかもしれない。

2代目ウォーターボトルの子達(白メダカ2代目)

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こちらには、虫かご水槽で育てていた白メダカの子孫たちが育っております。
こちらにもエアーを入れるようにしたのですが、入れたのが遅かったこともあり、現在残っているのは7匹前後となっております。

いや、あんまり増やすと際限なくなるので、このくらいで丁度良いよねって感じですけど。
どうもこの白メダカちゃん達は、遺伝的に凄く太ましいと申しますか、たくましいと申しますか。
これも種の違いとか、かけ合わせの問題なんでしょうかね?

ちなみに、こちらのボトルにはスネールであるサカマキガイが混入してしまったらしく、大変な事になっております。
まぁ、結果として定期的な駆除が面倒ではあるものの、水質悪化は防げているので良しとしてます。
他のボトルに混入しない様に気を付けなくては……。

3代目ウォーターボトルの子達(川メダカ)

こちらは、ペットショップで偶然見かけて、あまりの可愛さに思わずお迎えした子達です。
4匹購入しましたが、今のところは全員生き残ってくれているようです。

他のメダカが色が付いているのに対して、この子達は黒やグレーの保護色なのが一周回って新鮮で可愛いです。
ちょっとワイルドな感じなのですが、基本的に憶病な様で、人の気配を感じると物陰に隠れてしまいます。
ただ、餌を貰える存在と言うのは分かっているようで、決まった時間に上から覗きこむと、フワーっと上がって来るのがまた可愛いのです。

春になったので、もしかしたら繁殖もしてくれるのかな?
もし増えたら、色々と掛け合わせてみようと考え中です。

発泡スチロール水槽(白メダカ2代目)

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昨年、白メダカお母さんがめちゃくちゃ多産だったので、もう一つの水槽でも試験的に育成しております。
こちらの水槽には田沼土を入れておりまして、ハス様を育てようとしたのですが、失敗しました(ぉ
その残骸に生息している子達になります。

節操なく植えた為、植生がカオスな環境になっておりますが、結構元気に育っているようです。
やはりメダカは弱いようで強い(確信)

屋外 睡蓮鉢(ヒメダカ2年目)

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昨年の夏にお迎えしたヒメダカ10匹の内、ほぼほぼ放置状態でここまで来ましたが、何と3匹が生存しました。

ちなみに、その内の1匹は、最初赤かったのに環境に適応したのか、真っ黒に。
流石、生命の神秘。メダカの生存本能に驚きです。

特に冬とか本当に何にもしてなかったので、全滅するかなと思いきや……以外な逞しさを発揮しております。

餌をあげればちゃんと食べに来るくらいには元気なので、まずは一安心。
やはりある程度環境が整えば、後は放置で問題ないと言う感じでしょうか。
一応、睡蓮の為の鉢だったのですが、逆に睡蓮さんは花が咲かず、今年はどうなるのか気になる所です。

春になって暖かくなって来たので、そろそろ葉が出て来ないかなー?
ちょっと伸びすぎた他の植物を間引いて様子を見てみたいと思います。

飼育環境は大体完成しました

この一年も試行錯誤を続けた結果、飼育環境がほぼ完成しました。

こちらのLEDライトを疑似太陽として植物を育成しております。

広い範囲の光量も十分に確保できており、問題なくスクスクと育っている模様。
欠点としては、普通の照明より大きく重いので、普通の照明ソケットには収まらない事と、ちょっと発熱があることですが、その点を踏まえて運用すれば大きな問題はなさそうです。ソケットはこちらを使用しております。

ただ、こちらはLEDライトの重さに耐えきれずびよーんと伸びてる感じです。
機会があれば、別のものに交換しようと思っています。

またこちらのLEDライトはボトル単体用に使ってます。

照射範囲が狭いのですが奥まで届くので、ボトル単体の水草を育てるには相性は良いです。
耐久性には難があり、1年ほどで壊れたので、そのつもりで使うと良いです。
このLEDライトたちのお陰でビオトープ環境は、かなり安定しております。

またこちらの器具達で、エアを分配し少量ずつ送り、酸素を確保する形にしております。

ポンプが初期の弱いものなのですが、今の所絞って少量を流す形にしているので問題なさそうです。

時々、流量が変化するのかポンプがフル稼働して振動し、音が大きくなることがあります。
置き場所や吊るすことで振動はある程度軽減できるので、工夫してみて下さい。

こちらのポンプを導入してから心持ち、メダカの動きが活発になった気がします。
冬の間に限らず、急激な温度変化によっては、水質悪化がどうしても避けられない事ある為、酸素量だけでも確保できれば、多少は安定するかなという意図があります。
この辺りは長期的で安定的な運用を目指しているので、今後の効果に期待です。

これから産卵シーズンに突入しますので、稚魚たちも少しずつ増やしていけそうです。
その辺りも楽しみにしつつ、これからもメダカとの生活を楽しみたいと思います。

今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。