皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

以前より、こちらの記事で園芸に関する記事を書いておりますが、その中でメダカに関する記事も1年ほど前から扱っていました。
最初は睡蓮鉢のついでにメダカを投入しただけだったのですが、これが思いの外ドツボにはまりまして、気が付いたら園芸と同じくらいメダカにも入れ込む始末です。

そこでいっその事、記事を分けようと思い至りまして、別にメダカの記事を書く事にしました。
そんな栄えある第一回目の記事は、メダカ飼育をお勧めする記事にしたいと思います。

今回は、メダカに興味があるけど、どうしていいかわからない。
あんまり手間をかけて育てるのは面倒だなぁ。
そんな方に、私の失敗談と共に育成のちょっとしたコツなどをお伝えしたいと思います。

私がメダカ飼育をお勧めする理由

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メダカという生き物自体は、日本人には特になじみ深い生き物かと思います。
私は、昭和を生きたおっさんなのですが、その当時は縁日などで必ずと言って良いほど見かけた金魚と同じくらい有名な魚でした。

正直、飼い始めるまでは本当に興味が無かったのですよ。
物のついでと言うか、ぶっちゃければ、睡蓮さんの環境をよくするくらいにしか思ってませんでした。

それが、まさかここまでドツボにはまろうとは……(遠い目

何で私がそんな風にはまってしまったかと言うと、単純な話でメダカの魅力に取りつかれてしまったからです。

メダカ達には個性がある!

メダカを飼っている人なら、分かって頂けると思うのですが、メダカ可愛いですよね!

そしてどんな所に魅力を感じるかは、人それぞれかとは思うのですが、
私が一番魅力的に思うのは、個体ごとに性格が違う事……つまり個性がある所です。

マッタリしている子もいれば、せわしない子もいますし、食いしん坊な子もいます。
それをふとした時に眺めているだけで、凄く癒されるんですよね。

メダカを見ていると心が安らぐ

これもメダカあるあるだと思うのですが、ふとした時に様子を見ると、何故かずーっと見てしまうのです。

水の中を自由に泳ぎ回るメダカちゃん達は、本当にただ自由に動いています。
恐らく、難しい事は何も考えてないです。
だからこそでしょうか? そんな姿を見ていると、肩の力が抜けていくのが分かります。

お前ら、可愛いなぁ。気楽そうでいいなぁと思いつつ、なごむおっさんが出来上がる訳です。

メダカは意外に頭がいい……かもしれない?


良くメダカは懐くという話を聞くかと思うのですが、これは本当です。
特に餌が絡むと行動が顕著でして、毎日、顔を見せながら餌をあげていると、その内、姿を見るだけで寄ってくるようになります。

後は、声をかけるというのも効果的で、ある程度の行動や姿を自分で判断しているようです。
ただ、環境が変わるとすぐにパニックになったりするので、繊細な部分もあったり。

まぁ、それも時間が立てば慣れてしまって、ふてぶてしくなるのですが(ぉ

最初は失敗だらけのメダカ飼育

そんな可愛いメダカちゃんなのですが……
実際、育成しようとすると意外な事に、どうしていいかわからないんですよね。

昨年、私は、こちらの記事にもある通り睡蓮鉢にメダカを投入して飼い始めました。

ちなみにその後、1カ月を待たずに、全滅させましたが(鬼畜

もう、何が悪いのか心当たりがあり過ぎて、星になったメダカちゃん達に謝り通しでした。
その後、奇跡的に繁殖に成功していたらしく、稚魚が育ち、今はその子孫が2匹だけ残っています。

当時は、本当に手探りで、ネットの情報も駆使して色々と試してみたのですが……
結論から申し上げますと、ネットの情報も多岐にわたり過ぎて、正直、情報の選別が追い着きませんでした。

そもそも論として、これは園芸にも言える事なのですが、人によって育てる環境が違うのです。
ですから、その環境に合った育て方というのものが必要になります。

ちなみに今は、水連鉢が我が春庭(ベランダ)にあり、部屋の中にはその他の水槽があります。
そしてそれぞれの環境は、以下の通りです。

春庭の睡蓮鉢(室外機上)
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・直射日光が入るのは1時間のみ(しかも西日直撃)
・コンクリートジャングルの為、蒸れやすく温度が上がりやすい
・夏は水の蒸発量が異常(一日で半分減る事も)

部屋の中
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・直射日光は入らず(光量も少なめで部屋が暗い)
・換気がしずらく、温度が上がり籠り易い(夏は窓を開けても35度越え)

控えめに言って、飼育にはとことん適さなかったりします。
まぁ、それでも今の時点では、何とかなっております。

って言うか、飼ってみて思いましたけど、一番大事なのは最初です。
そして、失敗率がけた外れに高いのも最初です。

経験値の無さもそうなのですが、そもそも後述する水づくりが出来てないのです。
そりゃ失敗するよねって言う話です。

という訳で、今が安定しているのは、飼育をする上でのコツと言いますか、大事なポイントが分かって来たからです。
そのポイントについて、最初にご紹介です。

メダカ飼育で気を付けるポイント

取りあえず、適当に飼い始めた私だからこそ、初期からめっちゃ失敗しまくってます。
しかし、折角、失敗しているのですから、それを生かさない手はありません。

今迄の失敗を踏まえ、私が理解してきた範囲で、メダカの環境づくりのコツをまずはお伝えしたいと思います。

ただ、こちらはあくまで、私の経験に基づく知識を文章化したものなので、もしとりあえずメダカを育てたいと思っている方は、読み飛ばしてしまって結構です。

健全な水づくりがメダカを活かす


まず最初に、一番大事な所を書いておきます。
それはメダカを育てる上で一番重要なのは水であるという事です。

これ自体は、どの情報からも読み取れる事なので、メダカ愛好家さんの統一見解かと思います。

では、メダカにとって良い水とはなんでしょうか?
そう聞くと、多くの方はもしかしたら、綺麗に管理された透明な水槽を思い浮かべるかもしれません。

それも一つの解答です。
水槽にろ過・循環器とポンプを取り付け、人の手で水の質を管理するというのも方法の一つです。
この利点は、一旦構築してしまえば、綺麗な水槽を維持しやすいという所です。
一方で、管理は人の手で行う必要があるので、より綿密な管理が求められます。
色々な情報を追ってみると、トラブルの時の原因究明は難しい印象が強いです。

なので、私の場合はそちらの方法を取りません。
何故なら、そもそも管理するのが面倒なのと初期投資が必要だからです。

私、性根がものぐさなので、なるべく管理する手間を減らしたいんですよね。
それにお金も無いですし、飽きるかもしれない物に、多くのお金はかけたくないです。
水槽、ポンプ、LED等、最低ラインで必要な物が多いですし。
私としては、ちょっとお試し程度で、気軽に手を出せる範囲におさめたいんですよ。
なので、私はもう一つの方法をお勧めします。

それは、なるべく自然のサイクル(生態系)を活かした形での管理方法です。

そこでまず、メダカが住む生態系がどういう形になるかを簡単にご説明しますね。

メダカが餌を食べ、排泄する
→その排泄物を、分解者(微生物等)が分解し別の物質に変換する
→変換された物質を植物が栄養素として取り込む
→土や植物をよりどころに微生物や分解者が増える
→餌だけでなく沸いた微生物をメダカが食べる
→(以下ループ)

という訳で、メダカを頂点とした生態系を作る場合は、絶対的に必要なのは、分解者植物です。
小規模の生態系を、局所的に作り出す訳です。ちなみにこれをビオトープと言います。

このビオトープの良い所は、時間さえかければ勝手に最適化されていくという点です。
自然のサイクルに任せてしまうので、管理する手間はあまりかかりません。

ただ、実際には急激に環境変化を起こす要因があるので、そうなるとあっという間にメダカが全滅します。

急激な水質汚染? その原因は餌のやりすぎと高い温度


先程書いた通り、水づくりがメダカ育成の肝だと書きました。
しかし、うまく行っているように見えて、ある日突然、水質が悪化する事があります。
それはろ過系を使った水槽であれ、ビオトープ式の水槽であれ変わりません。

どちらの環境であれ、気を付けなければならないのは、水質汚染です。

水質汚染は、基本的に残った餌や排せつ物が多くなった時に起きます
先程の生態系サイクルでも説明しましたが、餌や排泄物は、分解者が分解します。

ですが、通常より餌が多くなると、食べ残しや排せつ物が多くなります。
また、温度が上がるとメダカだけでなく、分解者たちも活発になります。

分解物が多くなるほど、植物への栄養となる物質が増える事になるのですが、これが水質を汚染するのです。
富栄養化ってやつです。

そうなると、閉鎖系には今までの栄養状態ではあまり増えなかった生き物が、あまった栄養を吸って成長し始めます。
今迄の生態系と違った形になるので、水質の悪化が起こります。

綺麗だった板面に突然一気に苔が生え始めたり、水ミミズや見た事のないプランクトンが大繁殖していたら危険な兆候です。
あとは、水面に油膜の様なものが出てきた場合もヤバいです。
明らかに生態系が崩れ始めて富栄養化状態になっている証拠です。

また臭いに敏感な方は、水の臭いを嗅いでみたらすぐにわかります。
独特の青い水臭さや、不快なにおいを感じたらやはり危険です。
富栄養化が進んでいる証拠なので、餌の量を見直し、可能であれば水を少量変えましょう。

何故危険かというと、生き物がそれだけ増えるという事は、水中の酸素の消費量が増える事にも繋がるからです。
結果として、酸欠やら菌の増殖やらで、環境が急激に変わり、様々な要素でメダカがご臨終します。

もし仮にそうなってしまった場合は、早急に水を入れ替えます。
ですが、先程も書いた通り、水づくりは基本なので、多くは残した方が良いです。
1回で変える量は、どんなに多くても半分。
可能であれば3~4分の一くらいで収めておくのが良さそうです。数日おきに徐々に変えるのが理想です。
水替えとは、水の中に溶けだしている豊富な栄養素を水を変える事で薄めると共に、育ってきた分解者たちも捨ててしまう事なのです。

先程書いた通り、水づくりが全ての基本なので、そういう理由で大量に水を入れ替える事はお勧めしません。

植物は最強の浄化装置


そんな富栄養化になってしまった場合、水替え以外に方法がないのかと言えばそんな事もありません。
元々栄養が多過ぎるのが原因なのですから、餌を少なくするというのは当然にしろ、水中の栄養を使ってしまえばいいのです。

そんな時に、大活躍するのが水中で育成できる水草たちです。

しかし、この子達が繁茂していたとしても、富栄養化は起こります。
それは植物たちが十分に力を発揮できない環境だと特に顕著です。

植物の浄化作用は、主に光合成と自己の成長によって発揮されます。
つまり、絶対的に強い光が必要なんですよね。

実は、この辺りは特に屋内でメダカを育成される場合に見過ごされがちです。
うちでも窓越しの弱い光をあてていたのですが、どうしても水質が安定しませんでした。
やはり植物の成長が弱く、水が腐りやすいのです。

私は園芸をしているので、痛感しているのですが、やはり日光にはかないません。
それでももし、屋内で植物を育てるなら、植物用の強烈な光を発するライトが必要です。
部屋の電灯如きでは、どうにもならない位に高い壁が存在していると思います。

なので安定して育成したいなら、日の光にあてる事、もしくは専用のLEDは必須となります。

逆に、もしちゃんと水草たちを育成できる環境で餌も適量なら、水質悪化はそれ程頻繁には起きないでしょう。

私がおすすめするメダカ飼育キット!

長々と語りましたが、本題です。
ここからはメダカをちょっと育ててみたいけど……と言う方向けに、具体的な方法を交えながらご説明していきたいと思います。

ビオトープ環境の土台を作ろう!

まずは、何と言ってもメダカちゃん達が快適に過ごして貰う環境を作らなくてはなりません。
それには、以下の物が必要になって来ます。

・容器

植物
環境生物

まずはこの4つを用意する必要があります。

実は、私がこの環境にこだわる理由の一つに、メダカが全滅しても次に繋げられるというものがあります。

初心者の方は特に、メダカが星になってしまう事を恐れる方も多いかと思います。
それはすなわち、自分の手でメダカちゃんを殺すのと同義だからです。

その気持ちは凄く良く分かるのです。私だって、初年度にメダカを大量虐殺した張本人ですから。
家に帰って、浮いているメダカの群れを見た時、流石に膝をつきました。

ですが、その経験は必ず糧になりますし、無駄にしたくないです。
何よりそれ以上に、メダカ可愛いんですよ。是非、あの幸せな気持ちを皆さんに味わって欲しいです。

その為には、初期の段階で仮に失敗しても、そのまま次に繋げられる環境を初めから見据えておくのが良いと思いました。
これから作る環境はビオトープなので、そのまま次に繋げられます。
最悪、メダカが居なくても植物と環境生物を愛でるビオトープとして存続可能です。

そういった2度美味しい環境構築を目指して、これからの説明を進めたいと思います。

【お勧めの容器

ものぐさな私が、是非お勧めしたいものがあります。

それは、ウォータージャグです!
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特に、ダイソーさんが出しているウォータージャグが、かなりの高品質な上、お手頃なので超お勧めです。
お近くに手に入れる環境が無い場合は、Amazonにて似た様なものがあります。

ダイソーさんの物と比べて少し大きいですが、置く場所があるならこれでも問題無いかと。

何でウォータージャグが良いかと言いますと、水替えがめっちゃ楽だからです。

通常は、専用のホースや容器などを使って水替えをすると思うのですが、これの場合は、下からコックで水を捨てられるので、短時間に手間なく終えられるのです。
ペットボトルに汲み置きしておけば、グリーンウォーターの元にも使えるので、かなり効率的です。

欠点としては、上蓋部分が小さいので、おっさんである私の場合は、ウォータージャグ内を掃除したり水草をトリミング(切って長さを整える)する時にちょっとやりにくい位です。

大きさも手ごろで、作業机の横に置いておけるので、ちょっとした合間にメダカちゃんの様子を見て癒されたりしてます。

もしかしたら360度透明で、メダカのストレスになるんじゃないかと心配される方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。
まぁ、それは私がそもそもこの環境で飼育しているっていう実績があるからなんですけど、見ていれば何となく分かります。

「メダカちゃん、そんなに深く物事考えて生きてないよ」って、見てて思いますわ(ぉ

何より、人間と同じで、どんな環境でも時間さえあれば奴らは馴れます。
なので遠慮なくあなたの日常に放り込んでしまって問題ないです。
そんなにか弱い存在ではないのは、飼ってみれば分かります。

オススメを書きましたが、育成に関して容器は管理をしやすくするくらいの違いしかありません。
ものぐさな私のように、

虫かごであったり
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100均の瓶であったり
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挙句の果てにペットボトルだったりと
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どの環境でも、以下の物が揃っていればなんでも良いのです。
あまり深く考えずに、ご自分の飼いたい環境で飼う事を想定してみて下さいね。

お勧めの土

こちらも、基本的には何でも良いと言えば良いのですが、私からのお勧めはこちらです。

ボタニカルソイル!
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これは、管理が楽で万能な上に清潔なので、個人的には一押しです。
余ったら普通の植物の育成にも使えますので、多目に用意しておいても良いかもですね。

私が良くお世話になっております、グリーンルーツさんの所でも格安販売しておりますし、各種大手デパートの関連店舗にて販売しておりますので、ご興味のある方は是非、試してみて下さい。

ボタニカルソイルには、栄養が付加してあるものがあるのですが、今までの経験上、そちらの方が植物の育ちは良いです。
特に立ち上がりの伸び方が良いので、手っ取り早くビオトープ環境を作りたい人にはオススメです。

もし、ボタニカルソイルが用意できない場合は、「赤玉土」などの多孔質の物や「石」や「砂」を100均で買って使うのが良いかと思います。
育ち方は遅くなると思いますが、一度、環境が出来てしまえば、長く楽しめるでしょう。

逆に粘性のある園芸用の土等は、栄養過多や微生物環境の関係からやめておいた方が良いと思います。

【お勧めの植物

水の中で生きられる植物であれば、なんでも良いかと思います。
一応、メダカちゃんにお勧めなのは、「アナカリス」や「マツモ」なんかが有名です。

ただ、富栄養化を抑えるという意味では、最強なのはこちら。

ホテイアオイ
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もう、この子を越える水草は無いんじゃなかろうか?
ちなみに、身勝手に湖とかに捨てようものなら、大繁殖して湖を死の地へと変えるので取り扱い注意。

とにかく、十分な光量さえ確保できるなら、育成速度が半端ないです。
水の中の栄養素を凄い勢いで吸います。そしてドンドン増えます。もう良いよって言う位。

また、メダカの産卵場所にもなるので、メダカちゃんとの相性はかなり良いです。
ただし、マジで増える。もの凄い勢いで育つので、間引くか制御する必要があります。

光と温暖な気候が無ければそこまで凶悪ではないというか、逆に枯れるので、ろ過装置として使い倒すくらいの気持ちで良いと思います。


【お勧めの環境生物

一応、生態系としては、居なくても何とかなるのですが、景観的な問題と管理を助ける存在として、いてくれると良いと思う子が居ます。

タニシ

何でも食べてくれるお掃除屋さん。
床や壁面を這って、マイペースに掃除してくれるのでありがたいです。

やはり、この子は何と言っても管理がしやすいのが特徴ですね。
しかも、のんびり動くその姿が、何だか癒されます。
「のっそり」と言う擬音がこれほど似合う存在も無いです。

また複数匹お迎えすれば、相性が良ければ増えます。
今迄の経験上、極小の環境下に置くと繁殖しやすいので、繁殖させたい場合は瓶などの小さめの環境下で飼育してみると良いかもしれません。

ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビ

どちらもちょこまかと動き回り、餌の食べ残しや苔、プランクトンを掃除してくれます。
機動力があるので、タニシに比べると浄化能力が高いのですが、環境変化に弱くちょっとしたトラブルで全滅する事も多いです。

後、基本的に体が透明なので、いるかどうかすらわからないという欠点も……。


スネール(サカマキガイ)

水草などを買って来ると、何故か付いて来る事があるのが、スネールです。
見覚えのない貝が水槽に居たら、高確率でスネールでしょう。

何せ、繁殖力が旺盛なので、放っておくと凄い勢いで増えます。
冗談でも何でもなく、水槽がスネールだらけになりますので、嫌な人は見掛けたら繁殖できない小さいうちに、すぐに除去しましょう。

ただし、掃除屋さんとしてはとても優秀です。
先程紹介したタニシとは違い、とんでもなく動き回り、しかもめっちゃ大きくなるので、浄化能力はけた違いです。
ただし、増えます。そこからやっぱり減らそうという事は無理だと思います。
共存するなら、適度に間引きつつ、掃除屋さんとして活躍してもらうのは有りかと思います。

また、サカマキガイに関しては、1匹なら繁殖しない様でした。
しかも、限界まで大きくなったら、ある日突然、星になったので、ある意味豪胆な人生(貝生?)を見られます。

実際にビオトープ環境を作ってみよう!

では、いよいよ実践編です。
まずは、ビオトープ環境を構築して、メダカちゃんを受け入れる準備を整えましょう。

ビオトープ環境を構築し終わってから初めてメダカちゃんを受け入れられる準備が整います。
メダカちゃんをお迎えするのは、ビオトープ環境が整ってからにしましょう。

① 容器を良く洗い、底に土を入れる

まずは容器を洗剤等でしっかりと洗って、水で良く流します。
これはカビや菌の繁殖を抑えるのに必要なので、必ずやりましょう。

次に土を入れます。
ウォータージャグを使う場合は、排水口を塞がないように注意してください。
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こんな感じで水草の苗処になる位盛れれば問題ないです。

② 水草の種を撒く、または移植する

これは、水草を育てる所から始めるか、買って来るかで手順が変わります。
個人的には折角ですので、種から育てた方が楽しいと思いますので、そちらをお勧めします。
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種はネット通販や、アクアリウムショップ等で扱っていると思います。
気になる種があれば、購入してみて撒いてみるのが良いかと思いますよ。

種を撒いた場合は、霧吹き等で種と土表面を少し強めに満遍なく湿らせます。
その後、サランラップで上ぶたを閉じて密閉したら、発芽まで様子見です。

もし既に育った水草があるようでしたら、そちらを土に植えこみます。
特にアナカリスやマツモなど、強い植物なら土に埋まれば良いので、適当で大丈夫です。
最悪埋まらずに浮いてきてしまっても、死ぬことはありません。そういう子です。

また、道具をそろえるのが面倒であればこのような水草栽培キットなどで立ち上げをするのもありかと思います。

※一応、生態には非推奨との事です。(高さ幅:約130mm 奥行き:約100mm)

個人的な見解ですが、手を加えれば充分にメダカ2匹は飼える環境になると思います。
ただ逆にこれだけですと、環境としては不十分なので、色々と手を加える必要はあります。

また、上のキットを使った水草の育て方が動画にあります。

立ち上げのイメージがわかない方は、こちらの動画を参考にしてみて下さい。
とても丁寧に解説されているので、これだけでも必見です。

③ 水を入れビオトープ環境開始

上の動画にある通り、発芽してある程度繁った段階で、サランラップを水草の上に置き、その上から水を注ぎます。
でないと、水流で水草ごと土が吹き飛び、阿鼻叫喚を絵にしたような地獄絵図となります。
この段階で土が舞ってしまい、水が濁った場合は暫く放置して、土がある程度落ちるのを待った方が良いです。

土の状態やメダカの状態によってはそこまで心配する必要も無いでしょうが、万が一があります。

④ 環境生物の投入


ここからは我流になります。

もし、既にメダカが育っている環境水が用意できる、もしくはもらってこれるのであれば、その水を混ぜ込めば、環境を作るのが圧倒的に早くなります。
もし、用意できない場合は、まず環境生物達に、ある程度下地を作らせた方が良いです。

ただ、どうしても早くメダカを投入してしまいたい場合もあると思います。
これはあくまで安全策なので、せっかちな方や、メダカをお迎えするタイミングを選べない方はそのまま投入して下さい。

また入れる水ですが、基本的にはカルキ抜きした水を使用します。
カルキ抜きとは水道水を何かの容器に貯めて一定時間(2~3日)放置することを指します。
うちでは2Lのペットボトルに水道水を溜めて蓋を外したまま放置しております。
水替えなどで減ったら付け足すと言った感じで、かなり適当な管理ですが、今のところ問題ないです。

薬剤でも強制的にカルキ抜きができますが、急いでいるとき以外は私は使いません。

ただ、水質が安定しない時などは急に使う事もあるので、あると便利かと思いいます。

さて、時間に余裕のある方は、先程ご紹介しましたタニシやエビ系の環境生物をメダカちゃんを入れる前に数日、できるなら1週間ほどビオトープ内に先に放っておきます。

その時に、メダカちゃんに与える予定の餌を少量で良いので、意図的にビオトープ内に撒きます。
これはそのまま環境生物たちが食べますので、これで循環系を無理矢理回すのです。

ある意味テスト状態ですので、この時に餌の量や水の悪化の仕方をある程度意識しておくと良いです。
ちなみに、私の感覚だと、メダカ2匹であれば、1回に上げる量は耳かき1杯分も要らないと思います。
足りなければ追加すれば良いので、まずは少しずつ様子を見て餌をあげましょう。

狭い環境でメダカが動かないのであれば、1日1回でも良い位です。
ウォータージャグクラスの大きさ(4Lほど)なら、1日2回は必要になると思います。

⑤ 環境を早く安定化するために必要な物

一番最初に書きましたが、まっさらな所からの環境構築が一番難しいです。
特に、ビオトープの循環系が軌道に乗る迄、酸素の供給はどうしても不安定になりがちです。

そこで、あると格段に安定させやすくなるものをご紹介しておきます。

酸素を出す石


これはメダカを扱っているショップであればどこでも置いていると思います。
水槽立ち上げ時は、環境が安定しないので、酸素不足になりがちです。
その為、このようなグッズを使う事を強くお勧めします。

少なくともこの石を入れておけば、酸素不足でメダカが死ぬ可能性は低くなります。
また、閉鎖系でしかも狭い環境では特にこのグッズは必須です。

植物用LEDライト

これは少し予算がかさむので、日当たりが良い場所があればそちらで代用して下さい。
もし、我が家のように日光に当てるのが絶望的な環境であったり、手っ取り早く安定させたい時には、この植物用LEDが救世主となります。





これがある場合は、温度さえ足りていれば、四六時中、植物は成長し続けます。
結果として、酸素供給と水質改善を一気に進める事が出来る訳です。その効果は絶大です。
絶大すぎて、植物のトリミングが面倒になるレベルです。

勿論、夜はライトを切ってメダカを休ませることをお勧めします。
むしろ、明るすぎて部屋主が落ち着かないなんてこともあるので、置き場所や工夫は必要かと(本末転倒

私の場合は、アルミホイルを巻いて光の広がる範囲を調節しています。
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カバーを付けるなどの工夫で、快適になると思うので、是非、色々と試してみて下さいね。

⑥ 置き場所は作業場の脇がおすすめ!

これは環境によっては無理という方もいらっしゃるでしょうが、ボトルや水槽の置き場所は、いつも作業したり長くいるところに置いた方が良いです。

作業をしていてふと見ると、横にメダカちゃん達が悠々と泳いでいる姿を見られるという形が理想なのです。
ちょっと疲れた時に横を見れば、そのまま精神的に緩くなれるので、本当におすすめ。

ちなみに私は作業机の上にスピーカーがありまして、その上に載せてます。
大地震が来たら大惨事コースで、そこだけは心配ですので、いずれ対策仕様とは思っています。

興味が出たらメダカを飼ってみよう!

色々と細かく書きましたが、興味が出たら、まずは気負わずにチャレンジして欲しいです。
小瓶の中で飼う事も出来ますし、仮に失敗してもそこで作られた水は次の土台になります。

アクアリウムとして作っておけば、2度美味しいので、是非、癒しの空間をご自分の手で作ってみて下さい。

メダカちゃんの仕入れ先に関してですが、基本的には近くのアクアリウムショップや、ネット通販を覗いてみては如何でしょうか?
特に近くにお店がある場合は、店員さんに色々と聞く事も出来ると思いますので、フラっと足を運んでみるのも良いと思います。

最初に購入するメダカちゃんは、こだわりがないのであれば、ヒメダカで良いと思います。
何故かと言えば、安いからです(直球)

1匹40円位が相場です。

環境次第ですが、最初は2~4匹くらいでお迎えして、いけそうなら徐々に増やしてくのもありかと。
逆に最初から数千円のメダカとか飼うのはお勧めしません。星になった時の喪失感が半端ないので。

また個人的には白メダカや青メダカもお勧めです。
真っ白な個体なので、水の中でとても映えるのですよね。
こちらは、どちらも1匹300~400円程度が相場になります。

ちなみに巷では、メダカ1匹に対して水1Lと言うのが安全な飼育環境と言われております。
言われておりますが、餌の頻度やメダカの大きさ、そして水草の環境で簡単にひっくり返るのであくまで参考程度の話かと私は思っています。

尤も、最終的にはお迎えしたい子をお迎えすれば良いと思います。
最初なので失敗する事はあるでしょうが、それも込みで、楽しんで行ければ良いかと。
大丈夫です。私も最初は、何十匹と星にしましたので、そんなものなのです(ぉ

是非、積極的にチャレンジして、メダカのいる素敵な環境を手に入れて下さいね。

今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。