皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

先日より入院日誌など、体験談についても少し記事を書くようにしています。

ありがたいことに、そちらの記事もお読み頂いている方がいらっしゃるようです。
そこで、これを機会に少し生活系の記事も取り入れてみようと思い立ち、新しい記事を書きました。

おっさんの料理レベルについて

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これは本当にお恥ずかしい話ですが、私は元来、料理が得意ではありません
より正確に言うならば、料理をあまり楽しめないタイプの人間です。

その一番大きな理由としては、自分の為に作る料理がひたすらに面倒と感じるからです。
いや、だって、コンビニや外食で少しだけお金プラスすれば美味しい物食べられるですもん。
何が悲しくて、同じくらいの材料費をかけて不味い飯を食べなくてはならないのですか。

この辺りは、料理になれている方は意外に思うかもしれませんね。
ですが、私のようなこう、残念なタイプの方って一定数いると思ってます。

例えば、私の場合は、兎に角、料理に時間と手間をかけたくないので大量に作る傾向があります。
そして後はそれを消費し続ける日々となるのです。
そんな思考なので作る時は、カレーやシチュー、鍋物などが多いです。

レシピを見ればその通りに作れますが、自分の料理がぶっちゃけそこまで美味しいと思わないです。
それなら吉〇野で牛丼食べたり、コ〇イチに行ってカレー食った方が幸せです。

そして作って余った分は、冷凍するなり冷蔵庫で保管して、後日、また食べます。
ですが、ここで罠が発生するんですよね。
なんせ、美味しくないですから正直食べたいと思わないんです。
また基本、家にいるのは休みの時と寝るときなので、食べるタイミングはそこしかありません。
仕事に行く日は、帰りが遅い(大体22時以降)こともあって基本的に家で食べる習慣がありません。
なので、作ってもたまっていく一方で、冷蔵庫のモノとか余った材料も含めて結構な頻度で腐らせてしまうのです。

なんて自己管理のできないおっさんだと、自分でも思わなくないのですが、これは何年経っても中々、改善できませんでした。
まぁ、実際にあまり料理に触れずに育ってきたおっさんだと、こんなもんです。

なので基本的に、コンビニ総菜と外食で食事は済ませてきたのですが……
先日、入院したこともあって、少し食に対して意識を変えることにしました。

元の生活に戻ればまた太っていくでしょうし、何よりこのままだと料理ができないまま人生を終えそうだと。

そこで、少しだけ思考を変えることにしました。

自分の為に頑張れないのは私の個性の様なもので、ここを覆すのは難しいです。
だったら、料理することに他の意味を持たせれば良いと考えました。

そこで、この記事の事になるわけです。

どうせやるなら、楽しく作りたいです。
そして、どうせやるならネタにしようと。

そういう訳で、私のモチベーションを維持する為に、料理を記事として書いていくことにしました。
読んで下さる方には申し訳ないのですが、暇な方は是非、お付き合いくだされば幸いです。

現在のおっさん料理レベル

さて、一応、料理の記事を書くわけですから、私の料理の腕がどの程度のモノかお知らせしておく必要があるでしょう。

しかし、そんなもの判定する基準を、私は知りません。
なので、適当に今ままで作って一応食べられたものを列挙していこうと思います。

【ごはん】
・炊飯器で普通に炊ける(予約もできるよ!)
・土鍋で普通に炊ける(結構美味しいけど洗うの面倒)

【お味噌汁】
・インスタントで飲む 9割これ
・一応、作れる(普通の味 具は気分で増える)

【らーめん】
・インスタントは野菜かキノコぶち込んで終了
・カップラーメンは豚骨かカレー味しか食べません

【カレー・シチュー】
・ルーを買ってきて、普通に作る。普通の味
・具材は大体、玉ねぎ・人参・じゃがいも・豚肉ベース。ここに葉物が入ることあり
・2日で飽きる。速攻で飽きる。そして冷凍庫がいっぱいになる

【鍋】
・冬のズボラ料理の定番。葉物とお肉ぶち込んで、市販の鍋のもとで終了
・2日で飽きる。汁の味変えても飽きる。そして腐る

【炒め物系】
・お肉と野菜を炒めて塩コショウ。肉は美味い。だけど料理としては普通
・チャーハンも作れるが普通。水分飛ばすの面倒になってベショベショになる事多し
 ウェイパーがあれば、味は大抵何とかなる

【お好み焼きもどき】
・適当にフライパンで焼く。キャベツが安いとこれになる。そこそこ普通に美味しい。
・オタフ〇ソース+マヨネーズは神

【フレンチフライ】
・自分で作るなら少し柔らかめが好み。妥協は許さん。大抵、美味。
 だけど片付けが面倒だから滅多に作らない。

と言う感じが、今の現状です。
ちなみに、料理のさしすせそとか、分量とか基本的に適当です。そもそも量りがない(致命的

現在のおっさんの装備品(料理道具)

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そんな訳で、この企画をスタートする前の調理器具は以下の通りになります。

・セラミック包丁 中1本のみ
・まな板シート
・計量カップ300mL
・鍋つかみ
・菜箸
・木べら
・プラスチックボウル+ザル
・大さじ・中さじ・小さじ
・土鍋

・フライパン(入院中に錆びて破損・破棄)
・ホーロー鍋大

・レンジ
・電気ケトル
・小型ミキサー
・コーヒーメーカー


以上になります。

ここで困ってしまったのが、フライパンが破損してしまっていた事です。
いや、まぁ、前々から焦げ付きが酷く、もうそろそろ変えないとなーとか思ってたんですが。
やはり、手入れしなかったら速攻で錆びました。2週間強は長かったという事でしょう。

そこで困った私は、頼れる妹様へと相談する事に。
彼女、密かに料理ができる女子力高い子なので、色々と私の知らない事も知っている訳です。

追加された神器


そんな彼女からお勧めされたのが以下の物でした。
イエス、マイロードとばかりに買い集めます。

① 無印良品 シリコーン調理スプーン 長さ約26cm 18428342 良品計画

これは後で触れますが、本当にあって良かった。
これ一本あると調理がかなり楽になります。万能にもほどがある。

② ふっ素コートミルクパン ホームコーディ icon
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ガス専用ながらこれまた最強の「鍋 兼 フライパン」です。

今迄、大は小を兼ねるとばかりに少し大きめのフライパンを使っていたのですが、これを使い始めて世界が変わりました。
手になじんで小さい方が、色々と取り回しがし易くて、調理が捗るんですよね。

あと、炒めるならフライパンという固定観念があったのですが、それがぶち壊れました。
流石にチャーハンやお好み焼きのようなひっくり返すものはフライパンの方が良いのですが、炒めるだけならむしろ小さい方が良いんですね。
火の通りもさることながら、変に混ぜてもこぼれないのでレンジ周りが前より綺麗です(ド下手

以上の2点を今回は一押しでお勧め!
もし料理に興味があって、道具を揃えたい人は、是非、検討してみて下さいね。

そうだ、パキスタンカレーを作ろう(唐突

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皆さんは、唐突に何かを無性に食べたくなった事は無いでしょうか?

私は結構、食欲に忠実に生きているので、割と頻繁にそういう事態が起きたりします。
特に代謝が落ちて体調が少し下降気味の時は、決まって体を暖めるものが欲しくなるのです。

そんな唐突に食べたくなるものの候補にカレーがあります。
皆さんも、好きな方はいらっしゃると思うのですよね。
しかし、実はカレーにも色々なバリエーションがある事は、ご存知でしょうか?

私は、オーソドックスなカレーも大好きですし、インドカレーとかも好んで食べに行きます。
ですが、人生で一番おいしかったカレーを上げよと言われたら、脳裏にパッとよぎる店があるのです。

〇 サリサリカレー

結構、関東圏では知る人ぞ知るお店です。
私も、過去何回かお邪魔して、その独特の味に舌鼓を打ったことがあります。

素人の私の説明よりも素敵な特集記事がございましたので、こちらに引用させて頂きます。

本当にここのカレーは何と言うかカレーと言う物のカレーじゃない何かなんですよね。
凄くスパイシーで塩味と風味がガツンと来るんですが、全然くどく無くてご飯がドンドン欲しくなるんです。
一度食べたら病みつきになる方も多いと思います。って言うかご飯プリーズ状態。
私もそんな一人でして無性に食べたくなる時があるのですが、ちと遠くて行くのが辛いのです。

先日も、ふと無性に食べたくなったのですが、例の如く中々タイミングがつかめず足を運ぶことも叶わない状態です。

そうだ、ならば自分で作ってみたらどうだろうか?

いつもならそんな事は微塵も考えないのですが、折しもこの記事のネタを考えていた時期という事もあって、そのアイディアが降って来ました。

調べてみると、おや? 以外にも何とかなってしまいそうな気配が。
そこで、無謀にも記念すべき第一回は、サリサリカレーの源流となったパキスタンカレーに挑戦です。

今回の材料とかレシピとか

まずは、レシピを探しました。
色々と見たのですが、今回はこちらのレシピを参考にさせて頂く事に。

料理の工程がイメージしやすかったのが、とても良かったです。

さて、ではレシピも揃ったところで、次は材料集めです。
先程のレシピから引用させて頂くと以下の通りです。

レシピからの引用です

■ 【ホールスパイス】

クミンシード 大さじ1
コリアンダーシード 大さじ1
ブラックペッパー 小さじ2
カルダモン 5粒
シナモンスティック 1本
クローブ 5本

■ 【その他の材料】

骨付き鶏もも肉 3本
玉ねぎ 1個
にんにく 1片
しょうが 親指大
トマトピューレ 200cc
岩塩 適量

■ 【パウダースパイス】

カレー粉 大さじ2
ガラムマサラ 大さじ1

ヤバい、人生で全く関わり合いになった事が無い食材ばかりです。
モモ肉や玉ねぎなんかは良いのですが、スパイス類が完全に呪文にしか見えません。
クミンシードとか、叫んだらなんか出てきそうじゃないですか(意味不明
食らえ! ブラックペッパー!!とか言いながら投げつけたい(末期

そんな訳で、姿かたちすら全く想像できない物を求めて、旅に出る事に。
調べた所、とある有名店に上記の物は大抵揃っているという事で、近くの店舗へと足を運びます。

百貨店の中でよく見るあのコーヒー屋さんです。
首都圏では色んな所で目にするのですが、実は実際に買い物に行くのは初めてだったり。

中に入って不審者宜しく、目的のブツを漁ります。
スパイス系だから、この辺かなーと辺りを付けた所、あっさりと見付かりました。
しかも一つ一つは、数百円と思いの外お安いのですよね。

そうして、色々と買い足して行ったのですが……やはり数が数だけに計2500円ほどに。
カレーに2500円。ココ〇チ2杯いけるんじゃなかろうか?
一瞬、全てを棚に戻してなかった事にしたくなりましたが、これもネタの為。
こころの中で泣きながら支払いました(本当に嫌そう)

さぁ、これでもう後戻りできません。
犠牲となった夏目さん達の為にも、私はやるしかないのです(大袈裟

そして、時は来ました。
お休みとなった某日、私はついに、キッチンへと対峙したのです(だから大g

決戦! パキスタンカレー!!

何となくノリで言ってみたかっただけだが、ともかく、作り始める事に。

まずは、材料の確認です。
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こうやってみると中々に壮観な絵面ですね。
それを必要な量に取り分けていきます。まずは、スパイス類から。
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おお、何かそれっぽい!
これをミキサーで挽いて少し荒めの粉にしてみた。
シナモンスティックが、心持ち大きめに残った感じがしますが大丈夫なのか?

まぁいいやと、それを予め鍋に投入しておいたオリーブオイルの中にドボン。
とりあえず、オリーブオイルは1cm位になる様に浸した。
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こんな感じで完全にひたひたになるまで漬け込む。

そして、ここから弱火でじっくりと調理する時間が始まる。
ちなみに、弱火と言うのはこの位。
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もう、出てるか出てないか位で良いっぽい。なんせ油が主軸なので。
やってみて分かったが、これでもかなり火力が出てしまうので強くしたら大惨事になる予感。

暫くこのままスパイスを煮込むと、徐々にフツフツと泡立ってきます。
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と思ったら一気に泡が……ちょっと変化が急すぎませんか!?

慌てて次の工程を用意する事に(←写真撮るのに夢中で忘れてた人)
我らが貧民の救世主。肉のハナマサさんの骨付き肉ー(てってれー
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ここで見切り品とかみかけたらもうハッピーです。肉食べ放題。マジで神。

今回は丁度良いのが無かったので、普通に買って来ましたがこれでもお安い。
これを煮立ってる鍋にいれ、、いれ? 大きくて入らない!?(アホ

この野郎ー! とばかりに、骨を包丁でぶった切り何とか投入。
この間、5分くらいロスしてます(愚か
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よ、よし。大丈夫。まだ慌てる時間じゃない(フルフル

表面に火が通るまで、煮立たせる。
結構、時間かかるのかなーと思いつつ、20分ほどかけてひっくり返しつつ両面を焼いてみた。

その間に、次の食材を調理するのだ。
大丈夫。私はちゃんと学習できる子。

玉ねぎをみじん切りにする……?
ん? みじん切りってどうやるんだろ?(←した事ない人
まぁ、いいやー! とりあえず細かければ良いんでしょ? とばかりに適当に切る。
しかし丸みを帯びた物体だから、包丁が滑って細かくするのが難しい。
これはミキサーにでもかけてペーストにすれば良いのではと、一瞬思うもそのまま適当に切りまくる。

鍋を見るとそろそろ良い感じに火が通ってきた様なので、そのままドボン。
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明らかにみじん切りではない大きさだと心の中で突っ込むも、とりあえず時間かければ良いでしょと、開き直る事に。

こまけぇことは良いんだよ!!(これが失敗の元です

それは兎も角、玉ねぎが入った事で油の喫水が上がり、浸った感じになるのが面白い。
巧く出来てるなと思いつつ、このまま煮込む。
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暫く煮込むと、どんどんと玉ねぎが消えていく。デカいものを残して。
うーむ、やはり細かく切った方が良かったか(当たり前です

ちなみに、この間、適度に混ぜる必要があるのだが、この時活躍したのが先程紹介したシリコンのへらだ。
しかも、これをコンロの上に、100均のマグネットフックで止めると良い感じだった。
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どうしても油がへらについて残ってしまい、置く時に周りを汚してしまう。
何処かに引っかけると、ひたひたと油が雫となって落ちてしまうのだが、調理中の鍋の上に固定すれば鍋に戻って行くという完璧なサイクルが出来上がる。

天才すぎる、私!(自画自賛

という訳で、このスタイルでかき混ぜつつ、じっくりと煮込む事40分。
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玉ねぎも、大きなものを除いてほぼ形が見えなくなったところで、更なる材料の投入。
てってれー。ホールトマトー?
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実は人生初のホールトマト開封である。いや、パスタとか食べない人だから使わないし。
何か二種類あったのだが、今回は形がハッキリしている方を選んだ。
ペースト状の物でも良いかもしれないが、気分である(ぉ
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これを投入すると玉ねぎが煮込まれて減ったかさがそのまま復活した。
溢れなくて良かったと思いつつ、そのまま煮込む。

しかしここで問題が。
私がガサツでかつ面倒だからとつい大味にかき混ぜた結果、油(汁)が何度か溢れてこぼれてしまった。
しかし煮立ち始めると、かき混ぜない事には、焦げ付きが恐い。
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いかん、このままだと色々な意味で大惨事の予感。
そこで、今までエース級の働きをしていたシリコンヘラから、バトンタッチで、選手交代です。

2番、ショート、トング(100均)君。
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これが中々に良い働きをしてくれた。
かき混ぜるというより摘まんで落すという作業に変わったので、汁のこぼれがほぼ起こらないのだ。
しかも、未だにしつこく形を保つ大きなお肉の塊や骨などを摘まんでやると、肉がほろほろと崩れていく。
これを繰り返して、少しお肉を解してやる作業も並行して行った。

そうして更に煮込む事30分以上。量も減って来たので、再度ヘラで混ぜ始める。
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そうしていると、本当にある時を境に、急に様子が変化して来た。
何と言うか急に固くなって来たというか、水っぽさが急激に無くなって行くのだ。
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いきなり見慣れたあの繊維質の状態に近づいていく。これはにはちょっと感動した。

正直、ここまでの絵面だと、完成形と全然別物に見えたので密かに失敗したかなーとか思っていたのはナイショである。

そろそろ頃合いかなと、骨も取り出し始める。
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トング君で漁りつつ、一つ一つ大きいものから取って行った。
本当であれば圧力鍋とか、長時間煮込むとかで、骨まで食べられるようになるらしいが、私の環境だと厳しいので今回は取り去ることにした。
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そうして更に煮詰めると、繊維質の塊りの様になってくる。
これであと一息という所。終わりが見えて俄然やる気が復活する。

最後の仕上げに、カレー粉やガラムマサラと言う物を加えるらしい。
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これらをドーンと入れて、混ぜ混ぜするのだ。
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一気に粘性が増した気がする。
熱にいぶられて香りが立つのだが、これが食欲をそそるのだ。
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塩を加えつつ混ぜる事10分ほどで、大体こんな感じの塊りとなった。これで完成で良いと思う。多分。

しかしあの良くわからない汁物がこうなるとは、自分で作っていても中々の驚きである。
昔さんざんやった、理系の実験の数々を彷彿させる様な変化だった。

そして、作ってる本人としてはその場に充満する匂いでそれなりに美味しそうだと思えるのだが、食べたこともない方で、初めてこの写真を見る方には、「なんだこの産業廃棄物は」と思われても仕方ない気がしている。
見た目だけならどうみても不味そうです。ありがとうございます。

それは兎も角、取りあえず盛り付けてみよう。
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おお、知ってる! これサリサリの奴に凄い似てる!

頑張った。私、本当に頑張ったよ!!

では、念願のお食事タイムだ。

パクリ。

【今回の自己採点】

・3時間かかったパキスタンカレーっぽい何か

 ☆☆☆

【暫定の評価表】

     ゴミ
☆☆    食べ物として問題のあるレベル
☆☆☆   まぁ、普通に食べられるレベル
☆☆☆☆  美味しい! 
☆☆☆☆☆ 神!!

ででーん。

残念ながら、凄く美味しいというほどでもなく。
けど、滅茶苦茶不味いわけでもない。うーむ、普通だ。

もう少し詳しく味わってみたのだが、まずちょい塩味が物足りないかなと。
サリサリのカレーはもう少しガツンと来てた気がするので、そこは改良の余地ありか。

また、小骨と言うか何かの硬い欠片が時々、ゴリッと行くのが鬱陶しいのでここも何とかしたいところ。
骨だけじゃなくてもしかしたら、スパイスの何かが悪さをしているかも?

一方で、カレーとして考えるなら自分で作ったにしてはかなり良い風味と味わいが出ている気がする。
特に、辛さ加減が思った以上に絶妙だ。ただ最初はちょっと辛めに感じるかも。
一口食べると、風味がブワッと口の中に広がって、ガツンと辛さが口に広がり、そして少し経つと体が熱くなるのだ。
この辺りはサリサリカレーのあの複雑な旨みに通じる所がある。

二口目からも、徐々に味わいが変わっていく印象があり、辛さも慣れてくるのか絶妙な状態に収まる感じだった。
ふむふむ、スパイス系のバランスはは悪くない気がする。
素敵なレシピに出会えてよかった!

ちなみに忘れていたが少量でもかなり味わい深いので、ルーは少なめに盛った方が良いと感じた。
写真の量だとルーが多すぎるのだ。あの半分以下で良いだろう。

とりあえず、大失敗という事もなく、最初ならこんな物でしょうという感じに落ち着いた。
問題は、ここから更に美味しくなるように改良を加えなくてはならない。

そこでまずは今回の問題点を洗い出したうえで、整理する必要があるだろう。

今回の問題点と今後の課題

今回、手間取った理由の一つに、用意不足がある。
事あるポイントでもたついた結果、火を入れ過ぎてしまった場面があったように感じた。

また、この記事を書いていて、一つ重大なミスを犯していた事に今さっき気が付いた。
お読みの皆様方は、お気づきになっただろうか?

実は、ある食材を入れ忘れていたのである。

ショウガとニンニクが入ってないのだ。

やっちゃった! である。いやぁ、すっかり忘れてた。
ちなみに、冷蔵庫の中に、今も塊のまま鎮座しているのはナイショだ。

とりあえず大きな失敗というか問題点はその二つかなと思っている。
他にも何かあれば、是非、先人の知恵を拝借したい所だ。

まぁ、それを実践できるかどうかはまた別の話になるのだが。

という訳で、整理すると問題点とその解決策は以下の通り。

【問題点】

・準備不足
・レシピ通りに進行出来ない(うっかりミス)

【解決策】

・料理に使う食材を前もって投入できる状態まで仕上げて用意しておく
・レシピを手軽に確認し、手順通りに進行できる環境を作る

よくよく考えれば、当たり前の事しか書いてないのだが、なんせド素人な私である。
まず、そこからのスタートであるのは至極当然の結果であると言えよう(開き直り

つまり料理を始める前から既に戦いは始まっているのだ。
それが分かっただけでも、今回は大きな収穫があったと思う。

次の機会があれば、是非、この教訓を生かしたいと思う。
あればね?(すでに弱気

しかし初期投資とは言え、数千円と3時間をかけてこれなので、先が思いやられる。
やはり料理を一定の水準にするには、時間とお金がかかりそうだと改めて実感した。

地道にやっていこう。うん。

なんちゃってパキスタンカレーの後日譚

その後、私としては結構凄いことがあったので、あわせてご紹介しておこう。

とりあえずは、食べれるものができてそこそこ満足した翌日。

起きてびっくりした。
何だか妙に体の代謝が良い上に、少し体の切れがいい気がする。
そして、何より、お通じがすこぶる快調なのだ。

おや、これはいったい何事?

理由はすぐに分かった。昨日食べたなんちゃってパキスタンカレー効果だ。
それから、数日おきに味を調整しつつ少しずつ食べてみたが、その間の代謝がとても良いのだ。

今まで薬の副作用のせいもあって、基本、冷え気味で便秘気味であったのだが、それが解消した。
何という事でしょう。まさかパキスタンカレーはブースト料理だったようだ。
生命力+30位はあるんじゃなかろうか?(ゲーム脳

考えてみればカレーって元々薬膳料理だし、納得なのだが、
サリサリカレーの時はここまでて露骨に効果を実感できた記憶がない。
もしかしたら、単純に普通より体調が悪い状況だから、余計に効果が実感できているのかもしれない。

ともかく、私の生活にもしかしたら必要になる料理になる気配がしてきた。
思い付きで始めたことだが、面白い結果が得られてびっくりしている。

やはり、人生は色々と体験してみないと本当の面白さは分からないものだなと実感した次第だ。

よし、次回はもう少し美味しくできるように工夫してみよう。

今回の記事は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。