皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

ついに、真実に辿り着いた『BOY, GIRL and ――』が、終了いたしました。
特に第19話では、今迄、伏せられていた相馬菫の動機と、その行動の答えが明かされます。
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しかし、彼女の独特の感性と、何よりもぶっ飛んだ状況から、
いまいち理解できない情報も多々あるかと思います。

なので、ごく簡単にではありますが、この間の情報を纏めておきたいと思います。
相変わらず情報量が膨大な為、かなり掻い摘んだ説明となりますが、ご了承ください。

また、前半戦を含め、今迄の解説記事はこちらになります。
サクラダリセットのススメ
中学生編まとめ①
第3・4話まとめ 
第6~8話まとめ
第10話まとめ
第12話まとめ
第12話~15話まとめ
 

始まりの3人と浦地政宗


今回の話だけでなく、今後を理解する上で、無くてはならない情報がこれです。
魔女の事件から管理局の状況が見えて来たと同時に、その背後にいる、浦地の存在が描かれてきました。
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そして、今回は、浦地の行動とその狙いが明かされております。
その話の中で遂に語られる事になった、始まりの3人と、管理局の創設。
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どちらも密接に関わるお話でしたが、アニメの進行が速い為、分かり難かったかもしれません。

始まりの3人が管理局を作った


いきなりシナリオNo.407の語りから始まった、管理局創設の秘話。

シナリオの写本には、事実のみが記載されていたため、
本来は誰も知らない筈の管理局創設の物語を、浅井ケイが知る事となりました。

まだ、咲良田に能力者が3人しか、いない時代。

管理局のシステムとなった3人が、今後について話し合いました。
その3人とは、以下の人たちです。

・『未来視』能力を持つ 魔女
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・『指定したものを失わない』能力を持つ 浦地 晴子
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・『世界中から特定の情報を消し去る』能力を持つ 浦地 清次郎
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勿論、名前から分かる様に、「浦地 清次郎」と「浦地 晴子」は夫婦です。

この浦地夫妻の能力によって、この時代は、全世界の人達から能力を忘れさせていました
そして、同時に、3人の話し合っている部屋のみ、能力の記憶を維持させていました。

つまり、簡単に言えば、能力を使える場所が浦地夫妻の家の中だけだったのです。

何故、そうなっていたかと言えば、能力が世界に溢れれば、世界が大混乱に見舞われるからです。
それを魔女の未来視で知っていたため、能力に関する記憶を全世界から奪いました

ここで大事な事は、本来であれば、この世界には能力者が溢れているはずだったのです。
また、あくまで能力に関する記憶を消しているだけであって、能力は全世界に存在するのです。
それを、この二人が押しとどめているのが、この物語の世界なのです。

ですが、ここで問題が発生します。
浦地 清次郎の忘れさせる能力の効果は、彼の死後消えてしまうという事です。

彼が死んでしまったら、結局、世界は大混乱に陥ります。
そこで、魔女の未来視を駆使し、ある計画を立てました。

その計画は、彼ら始まりの3人が、システムとなる事で、
咲良田という限定した地域でのみ能力を管理して行こうという物です。

言い換えれば、今は3人しか居ない能力者を、咲良田という地域限定で増やそうと画策しました。

何故、わざわざ能力者を増やそうとしたのでしょうか?
それは、未来視によって見た中で、システム維持に必要となる能力者が生まれるからです。
その結果、一番、安全に能力を管理する環境が作れると確定したからです。

ここで、彼らが最も重要視したのは、世界から能力を奪い続ける事です。
世界に能力が溢れる事だけは、絶対に避けなければならないのです。
その先には、酷い未来しか見えなかったからです。

ですが、希望もありました。それが、3人の計画の原点です。
その過程で、浦地夫妻に男の子が生まれることが、魔女によって伝えられます。
その子こそが、浦地正宗です。

そうして3人は、能力を使える境界線を広げ、咲良田を能力者の溢れる街へと変えました。
また、管理局の基盤となる組織を立ち上げ、それを運営していくことになります。

必要とされた能力者 加賀谷

彼は、魔女との絡みから登場し始めた訳ですが、かなり重要な位置にいます。
そんな彼の能力は、『触れた物をロックする』能力です。
右手でロック。左手で解除です。
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それは、物であろうと人であろうと、何でもです。

作中では、扉にロックをかけるシーンが多かったですね。
何故なら、彼の能力は強度が高く、他の能力で対抗する事が難しい程、鉄壁だからです。
勿論、リセットもロックの前には無力です。

そんな能力を人に使った場合どうなるか。

それは、作中で詳しく描写されておりましたが、簡単に言えば時間が止まります
不変の存在となり、時間を奪われ、まるで石の様に硬直した状態となります。
勿論、物理的に壊す事も、ほぼ不可能になります。

始まりの3人が欲した能力者。
それは、加賀谷の事でした。

つまり、加賀谷の能力により、能力を使っている浦地夫妻をロックしてしまったのです。
これにより、浦地夫妻は能力を使用したまま永久にそのままです。
夫妻が死ぬ事も無く、世界から能力を奪い続ける事が可能となりました。
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この夫妻は、正にシステムとして、その身を投げ出した事になります。

そして、システムの一部であった魔女もまた、管理局の為に未来視を使い続ける事になりました。

システムの子として生まれた 浦地政宗


そんな運命を受け入れていた浦地夫妻の間に生まれたのが、浦地政宗です。
夫妻は既に、こうなる事は決定していた訳ですから、子供にも覚悟させていたのでしょう。
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そして、聡明すぎただけでなく、意思の強すぎた浦地政宗は、
父の話を聞くたびに、能力に対する不満を募らせていきます
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結果、彼の最終的に到達した考えは、こうでした。

能力なんて、この世界から無くなってしまえばいい

そもそも、物理法則を超越し、人の手に余る能力を管理しようというのが間違いだ。
だから、そんな危ない物は、無い方が良い。
彼の建前は、そういう話です。
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ですが、彼の境遇を考えれば、彼の本心は別の所にあると気付きます。

彼はこの咲良田という街の能力を守る為に、子供の時に父と母を失っているのです。
そして、索引さんに、彼がこう聞いた事とその答えも、それを裏付けています。
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「今の私の言葉は、嘘はだったかな?」
「いえ、嘘には見えませんでした」
「なるほど。ありがとう」
(ならやはり、咲良田全てから能力を消し去りたいというのは、私のプライベートな案件なんだな)

そう。
実は、建前に関係なく、彼のやろうとしている事は、彼個人の身勝手な願望であるという事ですね。
その元凶になっている思いこそが、この物語の最大の鍵になります。

春埼美空と浅井ケイの関係性


前回の『ONE HAND EDEN』において、春埼の決意は消え去りました。
ですが、その事実が消えたことを相麻菫に告げられたことで、今度は浅井ケイが決意します。

今まで、彼は、春埼の関係性へと踏み込もうとしませんでした。
それは、勿論、過去のあの事があったからでもあり、
それ以上に、彼自身が、臆病であったからでもあります。

だからこそ、彼も踏み込み……そして、やはりまたもや春埼に先を越されます。
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彼女の本心を聴き、そして、ケイも本心で応えます。
ですが、その大部分を、彼は心の中に押し込めてしまいます。
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それでも、大切な事は、ちゃんと伝えました。
そして、漸く、二人の関係性は、新しいステージへと到達することになりました。
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と言うか、もうこれはプロポーズに等しいですね。やはり、浅井ケイ、爆ぜろ。

相麻菫の計画とその想い

2年前より、ずっと不穏な動きを続けて来た相馬菫。
彼女の本心と、その動機が今回、完全に明かされました。

まず、彼女の行動の基軸には、常に、浅井ケイがいました。
また、彼女が前回語った通り、相馬菫は、浅井ケイの事が大好きです。

ですから、彼女の行動は、全て……
浅井ケイの為に行われているという点を、しっかりと抑えて下さい。


全ての計画は2年前から始まっていた


先程も書いたように、今回の相馬菫の計画は、全てケイの為です。
動機はいうまでも無く、浅井ケイの事が好きだからです。

何故好きになったのか、これは、今後語られる可能性もありますので、今は伏せておきます。
ですが、相馬菫は、その言葉通り、一瞬で恋に落ちたのです。

その結果、不器用な彼女は、浅井ケイの為に、彼の幸せを守る計画を立てました。

〇 マクガフィンは、全ての布石

もう遥か昔の話に思えますが、マクガフィンについての話がありました。
マクガフィンを手に入れた者は、咲良田の能力全てを支配できる。

これは、相馬菫が立てた計画の一部です。
マクガフィンは、その名前の通り、浅井ケイの周りに役者をそろえる為の舞台装置でした。

話は変わりますが、時々、ネット上で、こういう意見を見かけます。

『必要な能力者が、後出しで追加されているようだ。ご都合主義過ぎる』

全く持って、その通りです。
それこそがマクガフィンの本来の機能であり、相馬菫の計画の要なのですから。

そうなるように、相馬菫が裏で暗躍し、必要な能力者全てが都合よく浅井ケイの元に集まる様にした
これが、相馬菫の計画の一部だったのです。

〇 全ての準備は2年前に終了している

作中、ケイに突然、相馬菫の指示が届きます。
こんな能力持っているのは、一人しか思い当たりません。
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そう、智樹ですね。

ですが、彼にその記憶は無いとの事。
そうすると、考えられる可能性は二つしかありません。

誰かに記憶を改ざんされたか、その事実がリセットの狭間に消えたかです。

そして、今回は、記憶を改ざんされていました。
正確に言えば、記憶という名の情報を、食べられていました。
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それは、作中で説明があった通り、非通知君にです。

何故、こちらの方法だったかと言えば、
浅井ケイには、『時が来るまでこの事は知られたくなかったから』と、
しかしながら、『時が来た時、その事を知っておいて欲しかった』という、
二つの理由があったからでしょうね。

兎も角、相馬菫の指示は、2年前から既に飛ばされていた
これが、重大な意味を持つことになります。
勿論、何故そんな事が出来たかは、相馬菫の未来視があったからです。

そして、この事を経て、浅井ケイは、相馬菫が何故死んだかを察する事が出来ました。

何故、相馬菫は死ぬ必要があったのか?


今迄、彼女の死の謎が、ずっとこの物語を牽引してきました。
そして、その理由は、本当に些細な事であったのです。

浦地の裏をかいて、リセット可能な状態を維持する為です。

その為には、越えなくてはならない壁が、いくつもありました。

① 浦地と会って彼の計画をリセットできる3日以内に圧縮する必要があった

これは、言葉そのままの意味で、浦地の計画をケイに知ってもらった上で、リセットを使わせる必要があったからです。
ケイが知らない部分が残ると、リセット後にケイが動けません。
風呂場でケイが語った通り、相馬菫は、ケイにやり直すチャンスをくれたのです。

② 浦地と会って協力する際、索引さんの能力をかいくぐる必要があった

今回、相馬菫が死んだのはこの為です。
索引さんの能力は、人の感情を読み取る能力です。嘘は付けません。

ですから、浦地に質問された時、相馬菫は嘘が着けない状態なのです。

ですから、彼女はこう考えました。

相馬菫ではない、別の存在になればいい

だから、彼女は、本体の自分を殺し、後をスワンプマンである彼女に任せたのです。
写真の中から蘇った相馬菫自身は、自分の事を相馬菫だとは思っていません
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相馬菫(本体)は、もう死んだ。今の自分は、相馬菫のコピー品でしかない。
そう言う認識を強固に持ったまま、彼女は浦地と対峙する必要がありました。
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浦地から問いかけられるのは、以下の二つ。

〇 私の計画は成功するのか?
⇒あなたの計画は成功する。私はその未来を見ている。

この言葉は真実です。彼の計画は成功します。能力が一度は世界から消え去りました。
そして、その後、相馬菫の計画により、浅井ケイによってリセットされます。

〇 君は私の計画を阻止するか?
⇒いいえ、私は何もしない。この街から早く能力がなくなればよいと願っているわ。

こちらも、本心です。

彼女は、自分の事を相馬菫だと思っていません。
浦地の計画を阻止するのは、2年前の相馬菫です
そして、彼女は、能力がなくなった未来を見ています。そしてその世界を望んでいます。
だから、彼女は堂々と、胸を張って、浦地と対峙し、そして、答える事が出来たのです。

相馬菫が死んだ理由。
これが、実は至極単純であったことに、視聴者の皆様は、どう思ったでしょうか?

私は、どちらかと言えば、浅井ケイ寄りの思考になってしまいます。
それは、私がおっさんだからなのか、何なのかは不明ですが……
もし、そんな事で彼女が死んだとしたなら……
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そりゃ、グラスも割りますし、床ドンもするかと思います。

けど、同時に分かってしまいます。それほどまでに、彼女は追い詰められていたという事も。
それ以外に、彼女はどうしようもなかったという事です。
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彼女は一体、何を間違えたのでしょうか?
彼女は、どうして、こうなってしまったのでしょうか?

それは、既に語られている話なので、この場では割愛したいと思います。
敢えて言うならば、もう一度、年長者の話を良く聞くと良いかもしれません。


相馬菫が全てを語らなかった理由


こんなにケイの事が好きな彼女なのに、何故、彼女はケイに隠し事をしていたのでしょうか?
それは、非常に切ない理由でした。

春埼とケイが、本当の意味で、両想いになるまで待った

これが、理由です。
前述した、屋上での告白が起こるのを、待ちました。
いえ、正確にはそうなる様に、彼女自身が後押ししています。
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『ONE HAND EDEN』の最後で、彼女は、
ケイに『春埼がリセットで失った物』をわざわざ指摘しています。

そして、その指摘故に、ケイは行動を起こしました。

全ては、浅井ケイの幸せの為。

彼女の行動は、その一言に集約されていました。
その結果、自身がどんなに辛い想いをしようと、全てを投げ打って、彼女はこの計画を進めたのです。
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その結果、到達したのが、あのシャワーシーンであり……
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彼女の相馬菫に対する恨みであり……
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彼女のささやかな幸せの時間と、真っ直ぐな笑顔である訳です。


浦地の計画 そして……


彼の計画は、この咲良田から全ての能力を消し去る事です。
それは、つまるところ、全世界から能力を消し去るのと同じ意味です。

ですが、どうすればそんな事が出来るのか。
それは、前述した管理局のシステムを知っていれば、理解できると思います。

この世界は、前述の通り、能力に関する情報を忘れている状態です。
それは、ロックされシステムと化した『浦地 清次郎』の能力によるものです。

この能力の本当に恐ろしい所は、能力に関する全ての情報が都合の良い様に改ざんされる事にあります。
咲良田から出ると、能力の事を忘れるというのは、そう言う事です。
咲良田を出た瞬間、能力の無い世界で生活した偽りの記憶が、脳に書き込まれます。
だから、咲良田の外に出た人は、気付く事もありません。矛盾点も自分で勝手に補完してしまいます。

そして、咲良田の人たちが、能力の事を覚えていられるのは、もう一つのシステムのお陰です。
つまり、『浦地 晴子』の能力で、記憶の改ざんを免れているからです。

管理局は、このシステムを最後の切り札としています。
つまり、管理局が、能力を制御できないと判断した時……
咲良田からも能力を奪い、全世界から能力の記憶を完全に消し去るという事です。
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具体的には、浦地晴子をロックから解除し、能力の使用を辞めさせた瞬間、全世界から能力の記憶は失われる事になるのです。
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管理局を追い詰めた浦地の計画


浦地は、管理局の切り札を切らせる為に、意図的に、能力暴発事故を誘発させました。

まず、前提なのですが、能力を自覚していない状態で能力を使うと、能力は暴発します
ですから、浦地は自分の能力を使って、対象者の時間を巻き戻し、能力を上手く使いこなせる前の状態にしました。

結果、能力を自覚しないまま、本能的に使われた能力は暴発します。

浦地は、管理局の対策室長です。
どの住民が、どんな能力を持っていて、何時、自覚し使いこなせるようになったかを情報として持っています。
更に、未来視能力者の協力によって、どの住民がどの時間で暴発させられるか、全て分かります。
そうして、対象者を限定し、時間を巻き戻して、まるで爆弾をセットするかのように、事故をセッティングしていったのです。

そして、最後の宇川さんの能力暴発(虚偽)により……
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管理局は、咲良田から能力を消し去る決意をします。

能力を持たない者 津島の本心


影は薄い物の、個人的に良い味を出していると感じる、津島先生についてです。
彼の言葉が、宇川さんの心を動かし、結果として、致命的な最後の一手を引き出します。
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彼が宇川さんを説得した時、こんなやりとりがありました。

「あの二人は不必要な物を背負い込み過ぎている。
 能力が色々な物を、あの二人に背負わせている。
 あいつは、出来るのにやらないでいる事が出来ない。
 本当はそんな必要も無いのに、出来る事は全部してしまう」

「出来る事は全てやるべきです」

「誰か一人が命を投げ出せば、世界を救えるとして、その一人が死んでしまう必要なんてない。
 只の人間が、能力を持っているせいで、
 英雄の様に身を投げ出さなさなければいけないなんて、残酷だ。
 咲良田の能力は過剰だ。
 物理法則を超えて、何でもできるような力は、人間の許容量を超えている。
 そんな物を希望に、諦める事も出来ずに苦しみ続けるのは、悲しくて仕方がない。
 能力なんて無くても、人は幸せになれます」

しかし、一方で、ケイとの会話で、こうも話しています。
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「なら……どうして咲良田の能力だけが、問題なんですか」

「なんとなく、ずるい気がするからだよ。
 何かを否定するのに、それ以上の理由なんかいらない。
 ケイ、お前も只の高校生になれ。
 恋と夢と将来の不安で必死になっていろ。
 何時か何かを諦めて、平凡で幸せな大人になれ」

「それが嫌なんですよ」

この言葉は、彼の本心であり、ある意味、能力を持たない者の代弁者でもありますね。
そして同時に、大人の代弁者でもあります。
大人、なんて小ずるい。けど、それが大人。
そんな津島先生が、私はこの作品で一番好きだったりします。

浦地の計画 SAGRADA RESET の成就


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作中に描かれている通り、宇川さんが消し去ったのは、上空の雨雲です。

しかし、その事は、魔女の未来視から管理局には知らされていませんでした。
つまり、この事をもって、管理局は、咲良田の能力を管理する事は不可能と判断したのです。

こうして、最強の一角を担う能力者である宇川さんが、能力を暴発させたことで、
管理局は、能力をこの世界から消し去る決意をしました。

そして、浦地の計画通り……浦地晴子はロックから解除された後、能力の使用を停止させられ……
その瞬間、世界から能力の記憶は失われたのです。

その結果、宇川さんの能力によって消されていた雨雲が戻り、
第20話冒頭で、ケイの家から帰る相馬菫の反応に繋がります。

残された希望 それはリセット

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浦地の能力により、春埼は浅井ケイと会う前に巻き戻されます。
更に、岡絵里の能力で、春埼のリセット能力を奪うように指示しました。

これで、リセット能力を奪われていたなら、ケイは完全に積みだったのですが……
ケイが、先手を打って、岡絵里に「お願い」した事で、何とか最悪の事態を免れました。 

岡絵里は、結果としてケイのお願いを聞いて、リセットを奪いませんでした

そして、この先は、ケイの反撃が始まります。
浦地の計画に対し、ケイはどうやって反撃するのでしょうか?

最終章も、見逃せません。

以上、簡単ではありますが、まとめと致しました。
お読み頂き、ありがとうございました。

※本記事の画像は、 以下の権利者より引用させて頂きました。
問題のある場合は、削除致しますので、ご連絡下さい。 
©河野裕・椎名優⁄KADOKAWA⁄アニメ「サクラダリセット」製作委員会