皆さま、こんばんは。
このような辺境まで、お越し頂き、ありがとうございます。

いつも記事をご覧頂いている方は、私がドップリ花騎士にはまっているのは周知の事実かと思います。

そして、そんな沼にはまった団長様達の一部には、リアルの花騎士(園芸)へと興味を持つ方が居ます。
そして私もそんな、素人園芸団長の一人だったりします。

実は、花騎士を始めてから早い段階で興味を持ちまして、ネットで調べつつ、
見よう見まねで、狭いベランダを第二の春庭とし、細々と園芸団長をしておりました。

ただ……まぁ、根がズボラな性格が災いして、何度も滅ぼしておりますが!

いつも枯れ果てた鉢を見て、「上手く育てられなくてごめんよぉおおお!」と
心で叫ぶ日々を送っております。

そんな私ですが、最近、漸く、少しだけ成果(?)が出てきましたので、
今回はウチの花騎士達(リアル)をご紹介しつつ、失敗談などを交えて、記事を書きたいと思います。

※注意
何せ素人が手探りで適当にやっとる園芸ですので、突っ込み所が満載かと思います。
改善案や、叱咤激励がありましたら、お手柔らかにお願いいたします。

また、おっさんの生息する春庭(滅亡寸前)なので、お見苦しい写真が多いかと思います。
その辺りも、お目汚しになるかと思いますが、覚悟してお進み頂ければと思います。

ウチの花騎士達(リアル編)


まずは、現在、我が春庭(コンクリートジャングルのベランダ)で、必死に生きている
リアル花騎士達をご紹介したいと思います。

ただ、前提条件として、私はコンクリートジャングルの一画に居を構えております
その為、我が春庭の環境は非常に過酷です。

私がこちらに居を構えてからは、特に夏は気温が鰻上りで正直厳しいです。
恐ろしい事に、何もしなければ、真夏のベランダは40度を軽く超えているでしょう。
いや、もっとあるかも。日差しがベランダを焼くと、窓越しに輻射熱が襲って来る勢いなので。
真夏日でエアコンを付けない場合、部屋の温度が軽く38度を超えて来るのが通常なので、さもありなんという所です。

また、構造上、全体的に日差しが入り辛く、夏のみ昼から夕方の西日までが強烈に照り付けるという
軽めに表現しても、灼熱地獄のような様相を呈するのが、毎年の事だったりします。

更に、空気環境と騒音、建屋の構造の関係で、窓を開けて換気するのが非常に難しい立地です。
コンクリートジャングル、過酷過ぎる。

あれ? 書いてて、何か園芸しない方がいい気がしてきましたよ?

ま、まぁ、そんな過酷な我が春庭であったりするのですが、それでも鍛えられた戦士たちは顔つきが違います。
というか、ぶっちゃけ、花騎士達(リアル)をお迎えしてから、劇的に住環境が変化しました。
もう、彼女達に足を向けて寝れません。いや、本当に。

そんな過酷な環境を生き抜く、我が団の精鋭たちを、ご案内したいと思います。

シクラメンちゃん(三代目・四代目)

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やはり、ご紹介するなら、トップバッターは、我が嫁であるシクラメンちゃんでしょう。
私が、リアル花騎士を最初にお迎えしたのも、今は亡き初代シクラメンちゃんでした。

うん、まぁ、園芸のド素人にいきなりシクラメンちゃんは正直に申し上げて敷居が高かった。
世の中では比較的育成が簡単と言われているシクラメンちゃんですが、あれですね。
ウチの春庭の過酷さを全く理解できていなかったのが、全ての敗因でしたよ、ええ。

で、こちらが三代目シクラメンちゃんです。
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……はい、冬の終わりに葉が落ちて、そのまま休眠状態になりました。
もう、埋もれてどこに球根があるのかも見づらいですけど、真ん中にあります。

ちなみに、去年の夏は、休眠せずに耐え抜いた猛者であります。
尤も、その後の環境的な日照不足で、花はついにつきませんでした。
今年も無事、生き抜いてくれると良いのですが……と、心配しつつお世話する毎日です。
とりあえず、今は週に1度ほど、球根を湿らせない様に、離れた所で水やりをしております。

ちなみにシクラメンちゃんは、病んでしまうと球根がぶよぶよになってしまうのですが、
今のところは、立派にこの環境を生き抜いているようです。

しかし、彼女に過酷な季節は、正にこれからなんですけどね!!
シクラメンちゃんは本当に、暑さに弱いんです。
そして、我が春庭は、灼熱地獄……相性が悪すぎる!?

そして、こちらはこの春、100円で投げ売りされていた所をお迎えした、四代目です。
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見ての通り、小さい株のガーデンシクラメンちゃんなので、そこそこ丈夫で元気です。
ちなみに、部屋の温度は今の時期で平均28度前後です。ガーデン強い。

後述しますLEDライトのおかげで、かなり葉っぱが大きくなり、一応、まだ元気です。
そして、この記事を書いている最中、2日ほど気温が大幅に下がったのですが……
何かを勘違いしたのか、蕾っぽいものが出てきました……大丈夫なのか、これ?

我が春庭はこの後の季節が本当に過酷なので、この夏を乗り切ってくれるか、ちょっと心配です。

ゴーヤ(三代目)

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良く『グリーンカーテン』として、各所で良く見られる子です。
先述の通り、ウチの春庭は、真夏が本当に灼熱地獄になるので、藁をもつかむ思いで、この子をお迎えしたのが3年前です。

いやぁ、その年も暑さが凄かったせいでしょうかね。
あまりにも暑かったらしく、購入した4株のうち、3株が力尽きるという結果になりましたが、
最後の一株だけが、根性で復活し、その年に小さいながらも、たくさんの実を付けてくれました。

大きさこそキュウリ程の小さなものでしたが、一株から20本くらいつけてくれて、ありがたく頂きました。ゴーヤ美味しい。

また、熟れ過ぎてしまった実から種を取り、翌年、ダメ元で発芽させてみました。
ですが、種が20以上あったのに殆ど芽が出ず……ひどい結果に。
やはり、自家受粉だと生存率が下がるんでしょうかね。植物の遺伝子関係はよーわからん。
そんな感じで、昨年は、ほぼ全滅でしたが、それでも数株だけ芽を出しまして……
昨年も、なんだかんだで小さな実をつけてくれたので、美味しく頂き、種も取りました。

そして、今年の3代目も同じように種から発芽させたのですけど……
去年と打って変わって、何故か恐ろしい発芽率になりまして……ほぼ全ての種が発芽しました。
昨年の教訓と、30ほどあった種をいっぺんに発芽させたものだから、さぁ大変。
結果、ご近所さんや家族に、苗を配る事態に。種を全部使うんじゃなかった……(愚か

うーむ、これはあれでしょうかね。環境に適応したって事ですかね。植物凄い。
今のところ、順調に育っていますが、うちの子達は、市販の物に比べると成長が遅いんです。
市販の苗は、すくすくと成長して、秋ごろにさくっと枯れるんですけどね。

多分、うちの子達は、極端に暑さに強いタイプに進化したのかなと思ってます。
今の時期は余り伸びないのですけど、夏になって灼熱地獄が来ると、途端に凄い勢いで繁茂するんですよね。
しかも、中々枯れず、昨年の子達は、12月まで蒼く茂ってたような……??
ん??? ゴーヤとは一体?

そんな訳で、初心者団長様には、ゴーヤが断然お勧めです。
蒸散作用で、意外と涼しいですし、水やりだけ気を付ければ、何とかなります。
場所がなくてもプランターや鉢で育てられるのも嬉しい所。
何より、ゴーヤが美味しい!! 小さくても美味しい!(意味深

クレマチス(一代目・二代目)

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ゴーヤより少し手がかかりますけど、個人的にお勧めしたいのが、クレマチスです。

一代目は、2年前にお迎えしたのですが……見事に梅雨の湿気で枯らしました(愚か
あの頃は、水を沢山上げれば大丈夫だとか思ってた。うん。
その結果、水に溺れて腐らせてしまった様で……ごめん、本当にごめん……。

花は多分、パテンス系?大輪の、薄い花びらが大きくつくタイプだったと思います。
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その後、湿気に気を付けつつ管理して、昨年、復活しました。真冬に(ぉ
いや、待って……今芽を出したら、また枯れちゃうよぉ!? と叫びましたが時すでに遅く。

数日だけ暖かい日が続き、その後の雪の日で枯れました……(涙
もうダメかと思いつつも、定期的に水と肥料は与えていた所、今年の春に無事、復活しました。

いや、植物の生命力って本当に凄いですわ。

そして、今は、ベランダの柵にすら、躊躇なく巻き付く元気さを見せております。
いや、その柵、アルミサッシで、日中凄い暑いはずなんだけど、大丈夫なの? と心配しつつ、
今のところは元気なので、ハラハラしつつ見守っております。
まぁ、しっかりと枝を伸ばし、定着して硬くなってくれれば、
恐らく、来年から日差しを受け止める最強の盾が出来る筈。頼もしい。
アルミサッシは、日が当たるとオーブンと化すので、それが抑えられるだけでもだいぶ違うはず。

そして、昨年お迎えした二代目は、八重系の花がつくタイプです。
こちらも、やっぱり梅雨と夏の暑さに耐えきれず、枯れてしまったのですが、今年も何とか伸び始めました。
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やはり先輩の一代目に比べ、まだ環境に慣れていない感じが見えます。
しかし、弱々しいながらも、必死にツタを伸ばす健気さに、毎日応援しながら見守っています。
いや、本当はもっといい環境で育ててやれって思うんですけどね……ここは、修羅の国なので(鬼

多分、この夏を乗り切れば、一層強い株として、成長してくれるはず!
何となく、植物の適応能力とかが分かって来た(気がする)ので、来年に向けて見守る次第です。

アロエちゃん(初代)

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実はシクラメンちゃん(一代目)のすぐ後にお迎えした、アロエちゃん。
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元気です。凄く元気。って言うか、全然手がかからないから、本当にお勧め。
暑かろうが寒かろうが、とりあえず枯れる様子はありません。

うーむ、花騎士のあの笑顔は伊達では無かった。

基本的に、放置で問題ないようです。
むしろ、あまり手を掛け過ぎて、水をやりまくると、根がやられてこんな感じで茶色く……。
あかん、少し水をやり過ぎた様です。どうも、ついつい暑い日が続くと、水をやりたくなる。
しばらく放置で様子を見て、症状が進行する様なら植え替えもそろそろ検討ですか。

ホシクジャク(イースターカクタス)

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こちらは、昨年にお迎えしたホシクジャクです。
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しかし、例の如く、暑すぎた上に室内では日照不足だったようで、さっくりと枯れていきました(ぉ
一応、花騎士の様に、復活し弱々しく芽が出て来るのですが、大きくならず枯れるを繰り返す痛々しさで……。

この子もそうなのですが、ベランダに出すのは(気温的に)どう考えても難しい子は、
基本的に室内で育てているのですが……日当たりの関係で、どうしても日照不足になります。
このままでは、皆が不憫すぎる……。

そこで、試したのが、このLEDライト達です。

こちらは、広域用のLEDライトです。
半年程使っていますが、特に問題はありません。
どうしても光が拡散してしまうので、お昼に使うか、覆う何かがあると良いです。
私は寝る前につけて、起きてから切っているのですが、
それだけで、葉の色づきや生育がかなり改善されました。
フレームが弱いので、そこが改善されれば文句はなかったのですが……。


こちらは、1鉢だけスポットで育てたくて購入しました。
LEDの交換は出来ないので使い捨てになりますが、こちらも8ヶ月程になりますが、
今の所、問題はありません。
むしろ、単品でスポットの方が、光量が強いらしく、
あまり長時間使用して当てると、葉っぱがめっちゃ緑になります。
光に弱い子は、逆にストレスになるかもしれませんので、購入の際はお気をつけを。

どちらもダメ元だったのですが、効果はなかなかの物でした。
書いた通り、昨年は葉っぱの色がかなり薄かったのですが、
使用してから今年に入り、葉の色はかなり濃くなり、勢いよく繁茂するようになりました。
私の環境の様に、室内に光が届かず、生育が悪い場合は、選択肢としてアリかと思いますよ。

ただ、一つ注意なのが、発光するライト部分はかなり熱を持ちます
なので、なにかに触れるようなことがないように、うまく場所を調節してあげないと危ないかも。
最悪、スイッチを切り忘れて、そのまま火事になったりしたら大変なので、くれぐれもご注意を。

また、千切れて落ちてしまった葉は、そのまま土に植えると株を増やす事が出来ます。
特に新芽はかなり生命力が強いらしく、雑に土に挿しても、勝手に育ちます。

今年から、春庭の環境が少し改善しているので、外と中で試験的に育ててみていますが、
どちらも昨年の試練を乗り越えて、環境に適応したのか元気に育っております。

来年のイースター辺りには、花を見せてくれるかなぁと、淡い期待をしてます。

カサブランカ様

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今年の春の事ですが、散歩をしていたら、花屋の隅に処分品としておかれておりました。
これは、お救いするしかない!と、150円で投げ売りされていた鉢付き球根を拾い上げてきました。
花屋さんは時々、掘り出し物があるので、定期的に見て回ると結構、素敵な出会いがあったりします。

さて、問題は、ユリ科の女王である、あのカサブランカ様を、うちの過酷な環境で育てられるかです。

最近は、クレマチスが頑張ってくれているので、少しだけ春庭の気温が下がっていますし、
まぁ、とりあえず、ダメ元で大きな鉢に植え替えて、様子を見てみたのですが……
うん、日当たりの関係なのか何なのか、まぁ、伸びる事伸びる事。

あれ、カサブランカ様って、こんなに背伸びする方だったんですっけ?
結構、胸こそ素晴らしい物の、小さなイメージがあるんですけど(失礼

一応、葉も茂っていますし、伸びすぎて倒れていますけど……蕾も出てきているようです。
……カサブランカ様の小さな蕾です。

……うむ、エロい(駄目

これだから、花騎士団長は辞められないんですよ。ええ。
もう少し鍛えれば、なんだか新しい世界を垣間見れる様になりそうです。

まぁ、それは兎も角。

こちらの小さな蕾がどうなって行くかは、また次回の記事が書ければご紹介したいと思います。

デンドロビウム師匠(一代目・二代目)

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向こうの春庭では、天下無双のデンドロビウム師匠ですが、こちらの春庭は難敵の様でして。

比較的、育成は簡単で初心者向けのはずなのですが……見ての通り、一代目様は、この体たらく。
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恐らく、本当のデンドロさんの姿を知っている人は、「細っ!?」って言うと思います。

3年前にアロエちゃんの次辺りにお迎えした当初から、どんどん茎がやせ細っていきまして……
途中、大きな鉢に移したりと色々、やってみたのですが、一向に良くならず。
3年目を迎えた今年、遂に一大決心をして、鉢から出してみました。

そうして調べてみた所、周りの水苔に根を張る事も出来ない位に根が完全に詰まっておりまして、どうにもならない状況でした。
もう完全な固形物化しておりまして、これは、このままでは駄目かなと。
購入当初から、既につまり気味だったようで、もう根が張れない状態だったようです。
そういや、安かったもんなぁと、思い出しても後の祭りです。
そういう訳で、かなり強引ではありましたが、解きほぐして、改めて新しい苔に移植し、只今様子見中です。
本当は2分割位にしたかったのですが、土台が完全に根で一体化しており、
なんだかそういうオブジェの様に固まってました。デンドロさん凄い。

ちなみに、真ん中の茎は完全に枯れていると思うのですが、園芸用のはさみが通らないほど硬かったです。
まるで金属でも切っているかのような感触で、恐かったので、そのままです。
流石、師匠……やはり強者でした。

これから暑い時期になるので、水の管理が難しいんですよね。
上手く定着してくれると良いのですが……。

最悪、新しい芽が出ているので、そちらがある程度育ってくれれば、移植して命を繋ぎたいなと。

頑張れ師匠! 最強の花騎士は、ウチの春庭如きに負けない筈! ……筈?

ちなみに、こちらはつい先日、実家よりお迎えした二代目です。多分、デンドロさんです。
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母が10年ほど前からずっと、「これはシンビジュームよ!」と豪語していましたが、
葉っぱやその他の形状から踏まえ、私から見れば、どう見てもデンドロさんにしか見えないのです。

なので、うちではデンドロさん二代目として扱ってます。
しかし見て分かる通り、一代目とは違い、みずみずしいです。
これを維持して同じ様にできれば、きっと、一代目も復活する筈!!

日々精進ですかね。これからも頑張ります。

プルメリア(幼女版)

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もともとロリロリしいママァなプルメリアにやられて、ネットで検索した所、
種から育てられるプルメリアがあると知り、1年ほど前に、お試しで購入しました。

いや、だって、あのプルメリアを種から育てるんですよ? それだけでも興奮物なのに
育てた後、最終的にママァになって貰うとか、色々と妄想がはかd(以下略

種は全部で6つあったのですが、残念ながらうまく育ったのは、この1株だけです。
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原因は高温、日照不足に加え、愛情がうっとおしすぎた(水を上げすぎた)ことかなと。
どうにも茎が細いのが気になるのですが、ここ最近暑い日が続いたおかげで、少し丈夫になったようです。
葉っぱも順調に増えてますし、日々、少しずつ成長しているのを感じます。
これから梅雨の時期なので、場合によっては一回、室内に取り込むことも視野に考えてます。

何とか、立派に育って欲しい……。
そして、私のママァになって欲しいです(ぉ

園芸団長になって気が付いた事

花騎士を通じて、気が付いたら園芸に手を出す様になりましたが、
実際に手を出してみて、色々と気付いた事があります。

そんな取るに足らない事ですが、折角なので、この場に残しておきたいと思います。

周りに植物があると自分の精神状態を自覚しやすい

何かを育てるって、結構、労力を使いますよね。
植物にしても、こちらが目をかけて育てる物ですからそれは同じで、
ちょっと気を抜くと、品種によっては取り返しがつかなかったりしますし。

ですから、育て始めると、自然と日課のように植物たちの様子を見る様になります。
ですが、自分に余裕が無いと、それができないんですよね。

そんな風に、精神的に疲れ切っている時は、そもそもそちらに目が行きません。

なので、逆に言えば……自分では自覚が無くても、
ふとした瞬間に、植物たちの世話を通して自分の状態を自覚できるんですよ。

例えば、いつもは、「どんな感じかなー?」と成長を楽しみに出来るのですが、
本当に駄目な時は「水やらなきゃ……」とか、そもそも思い出さないんですよね。

そういう時に、「あ、今、義務として仕方なくやろうとしている」とか、
「あ、今日、植物の世話忘れてるな」と、自覚できるのは私にとっては、結構、大事な事だったりします。

そして、そんな風に自覚出来た時こそ、無理をせず早めに休んだり、意識的に気持ちを切り替えたりしてます。
その結果として、自分自身をコントロールしやすくなりました

なるほど。園芸を嗜む人に、心が穏やかな人が多いのは、そういう理由なんだなと、実感しています。

育てる事は、どんな事でも共通していると知る

私事で申し訳ないのですが、自分は、教育分野に関わる仕事をした事があります。

子供を教育するという事……つまりは育てるという事なのですが……
これ、植物を育てる上でも、基本の所は同じなんだなぁと、最近は特に実感しています。

私には、こうやって植物を育てる前に、漠然と抱いていたイメージがあります。
まず、一番に、『植物たちは手を掛けた分だけ答えてくれる』という物。
本当にフワッとしたイメージなのですが、何かの物語の影響なのか、それがありました。

いや、言葉自体は多分、間違っていないんですよね。
ただ、前提条件がありまして……より正確にこのイメージを言語化するならば、

植物たちは、正しい方法で手を掛けた分だけ、答えてくれる」という事になるでしょう。

何となく、自分が世話を一生懸命して、毎日見て上げれば、それでOKみたいなイメージが、
本当にどこか漠然とですけど、根強くこびりついていたんですよね。

けど、これ間違いですよね。

私も最初は、水をせっせとやって、肥料をせっせと与えて……育てている『つもり』になってました。
で、結局、最初のシクラメンちゃんを腐らせてしまいました。

知識としては、水のやり過ぎは良くないと知っていました。
ですけど、手を掛ければ良いという固定観念と、手を掛けたいという自分の欲望が混ざり合った結果
シクラメンちゃんは、見事に溶けてお亡くなりになりました。

そして、実は、これって、子供の教育にも同じ事が言えるんですよね。
それの事実を私は経験則から知っていたのですが、
お恥ずかしい事に、シクラメンちゃんやその後の子達にも同じ事を繰り返しました。

それは、加減を知らなかったという事もありますし、正しい育て方を知らなかったという事もあります。

恐らく、園芸を楽しんでいる方は、その加減する事の大事さを良く知っていると思います。

時には、過酷な環境に置かないと、綺麗な花は咲かないって事。
あまりこちらが手を掛け過ぎると、軟弱な株に育ち、枯れてしまう事。
その花たちに合った方法で、その花の望む様に、適切に手を掛けて上げる事。

言葉にすれば、それは当たり前の事なんですけど、それを花たちを育てる事で実感できたのが大きいです。
結局のところ、知識なんて、経験に紐づけられなければ使えませんからね。
育てるという事に、植物も人間もないんだなと、この歳にして改めて思いました。
そんな貴重な経験と気付きを得られたことは、私にとっての一財産かなと思います。

園芸団長が難しいなら植物園もオススメ

園芸団長になるには、ちょっと環境がなぁという団長様もいらっしゃると思うのですよ。
だけど、植物には、ちょっと興味がある。
そんな団長様は、お近くの植物園や、自然公園などに散策に出かけてみては如何でしょうか?

特に、私の様なコンクリートジャングル住まいですと、自然に触れあう機会と言うのは何かと貴重ですし。
そんな訳で、私が良くお世話になっている自然公園を、今回はご紹介したいと思います。

国立科学博物館付属自然教育園(目黒)

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都心のど真ん中にある、自然公園です。
木々の中をマイナスイオンを浴びながら散策できる、貴重な場所となっております。



この場所の凄い所は、なるべく手を掛けずに、自然のままで整備されている所です。
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植物を見るというより、自然に触れる場所となっておりますので、都心にお越しの際は、是非一度行ってみて下さい。
木々の間を散策するだけでも、結構癒やされますよ。

入場料は大人が310円です。
ですが、何度も利用する場合は、
リピーターズパス(1500円)や、みどりのパス(900円)がお得です。

私は、1カ月に1度は散策しに行くので、パスを購入しております。
四季の移り変わりを感じられるので、定期的に通うのを楽しみにしておるのです。
1周はゆっくり歩けば30分程です。丁度良いウォーキングコースにもなります。

ちなみに、ここ2年ほど、適当にブラブラしていて、この自然公園で見かけた花騎士達は以下の通り。

〇 マンリョウ
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〇 センリョウ
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〇 サルトリイバラ(カカラ)
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〇 ノハナショウブ
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〇 アサザ
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〇 アイイロニワゼキショウ
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〇 フジバカマ
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〇 カタクリ
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〇 フクジュソウ
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〇 イカリソウ
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なかなか花の咲いている時には会えないので、あまり良い写真ではないのが、申し訳ないです。
まだまだ出会えてない花騎士達も、多いと思いますので、これからも暇を見て散策したいと思います。
都心に出て来られる皆様も、もしお時間があれば、一度、訪れてみては如何でしょうか?

っていうか、前から思っているのですが、花騎士は植物園や自然公園とコラボすればいいのに。
水戸の植物園でしたっけ? あそことか、結構、ネタを使ってくれていたような?
花の名前の立て札の横に、花騎士の絵とか、説明とか花言葉とかあれば、インパクト凄いと思うんですよね。

もう少し踏み込めば、QRコードとかで、スマホから紹介ボイスとか、
更に可能なら動画やSDとか見れたら、最高なのでは。凄い宣伝になるのに。

花騎士を知らない人でも、興味を持ってくれるでしょうし、色々、調べてくれるきっかけになるかと。
どちらにとっても、WinWinの関係になれるような気がしますが、運営様、如何でしょうか?

もしそれが実現可能になれば、最終的に園芸関係ともコラボ出来ると思うんですよね。
私のように、リアル花騎士を育てたいと思う人は、意外と多いと思うのです。

ですが、実際問題、一歩踏み出すには、なかなかきっかけが乏しいですし。
なら、育てやすいリアル花騎士達を運営側で、逆に用意してみても、面白いかと思うんですよね。
しかも、花屋に花騎士達が並ぶとか、胸熱すぎる。

そんな感じで、今回の記事は以上になります。
お見苦しい写真が多かったですが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
 
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